2024年

6月

29日

政治分野におけるジェンダー平等を糟屋地域に

 あすばるのポスターです。男女共同参画週間は本日で終わりました。

  政治分野におけるジェンダー平等の視点では粕屋町議会において女性議員が16名中2名、男女比率は12.5%。この比率を向上させたいという思いから、現在あるプロジェクトチームを提案しています。

 

 粕屋町だけでは今までの経験から限界があるので、糟屋地域6町で頑張ろうという取り組みとして模索中です。

 

 粕屋町は来年の令和7年4月に、久山町は9月に、宇美町は令和8年2月に選挙があります。そしてその年の4月には残り3町という流れです。2年間集中の活動を、と提案しています。

 

 まずは粕屋町からスタート。

 

 政治に関心があり、かつ現状打開の方策を練り行動できる女性へのアクションを起こしたいと考えていますが、我が町ではなかなかハードルが高い。

 

 打開策としてはまず町の女性の意識を探ること、潜在的ニーズを掘り起こすこと。

 19年間議員活動をしていますが、実は私自身、男女共同参画の、この政治分野のおける視点からの活動が弱く、自分の経験を通してのみの活動に限られていたことを、遅まきながら反省しています。

 

 「まちづくりに女性の声を!」は私の19年前の立候補に当たってのスローガンです。

 が、果たして行動、実現できたか?

 

 いまさら何を、と思いますが、視野が狭く、勉強が足りないのです。

 

 小さな、狭い価値観の中での模索・活動に限られていたのではないかと、反省しきりです。でも気がついたときにスタートすればよし!

 

 少しでも関心のある方に呼びかけ、仲間を募り、粕屋町の現状打破を目指したい。

 今年度後半は、そのことに集中したいと考えています。

 



 

2024年

6月

25日

思春期の起立性調節障害

 25日NHKお昼の番組「みみより!解説」で梅雨時期における思春期の起立性調節障害についての放送がありました。

 一般的に知られていない病気のようです。私も朝起きれなくて学校にいけない子どもさんがいると聞いたことがあるのですが、そういう子どもさんは夕方には元気になる場合もあるので、病気とは理解されなく、「怠けている」というふうに思われてしまうこともあるようです。

 

 今日紹介されている内容で驚いたのは小学生に5%、中学生に10%、不登校全体の4割近くにそういうお子さんがいるとのことです。

 病気であれば治療の方法があり、受診して適切な処方を受けることが望まれます。

 

 在宅で悩んである親子に伝わったらいいですね。

 

放送の中からデータを引用させていただきました。

セルフチェックの表も示されていたので、関係者の親子だけではなく、多くの方に知られるといいなと思いました。

 

自律神経の乱れは思春期の子どもだけではなく。多くの大人の不調の原因にもなっています。まさに現代病の一つですね。


2024年

6月

24日

土砂降りの中での表彰式

 23日は粕屋中部消防署のグランドで操法大会があり、気予報のとおり大雨でした。雨で遠くがかすんで見え、定期的にテントの縁にたまった雨がどばっと落ちてきます。

 

 表彰する方もされる方もテントの中とはいえ、びしゃびしゃでした。

ところが、幸いなことに競技中はほとんど雨は降りませんでした。

 

ポンプ車3分団、自動車11分団。粕屋町の消防団員は160名。その内の140名が参加。

 

放水で的を射貫く競技で、1カ月間に及ぶ猛練習が行われました。わずかなミスも許されません。地域住民の安心安全を守るための尊い訓練です。

 

会場に行く途中で田植え機が出動しているのを見ました。

夏至を迎え、本格的な夏の到来です。

2024年

6月

21日

マルハラ

 「マルハラ」

 

 「えっ?」

 

 はじめて聞いたとき何のことだかわかりませんでした。婦人之友5月号の福岡伸一さんの文章を読んで初めて理解できました。

 

「受け取りました。」「OKです。」という風にメッセージの終わりに「。」をつけると、これを受け取った若い人たちは冷たいとか怖いと感じてしまうそうな。

これをちまたではマルハラというらしい。
 

 「。」をつけるハラスメントの意

 にわかに理解に苦しむ感覚だが、SNSのような短文コミュニケーションが当たり前の中で育っている若者にとって、スマホでの会話は、連続的・連鎖的に流れていくのが普通。

 

 そこに突然「わかりました。」のように「。」が入った文が来ると、つながりが断たれ、会話を強制的に終了された、相手が何か怒っているのでは、という感覚にとらわれるという。

 

 あーなんと繊細なことよ。

 

 そのあと福岡伸一氏は短冊型の一筆箋の便利さについて述べていますが皆さんはどう思われますか?

 

 彼は古いタイプの書き手なので、文末にはやはり「。」がないとどうにも落ち着きません、と述べていましたが、皆さんはどうですか?

 

 最近は手紙を郵送するにも時間と手間がかかるのでメールで済ますということが多いですが、ポストに友からの便りが入っていると嬉しいし、「。」のある文章があるとホッとしますよね。


 

 

2024年

6月

15日

通信配布の楽しみ

 「かすや通信」を汗まみれになりながら各家庭のポストに配布しています。地元の長者原・原町区を中心に2年半ぶりに歩きながら配っています。

 

 以前はバラの花を結構見かけましたが、今はほとんど見られなくて残念です。この暑さに耐えきれないのかもしれません。

 代わりに道端で見つけた2つの花を紹介します。

 

調べてみたらアーティチョークという植物。

 

花の色が美しいのと、そのおばけアザミのような姿にびっくりしました

 

くちなしの花です。

 

凛とした美しさに引き寄せられました。

 

顔を寄せて匂いをかいでみると、甘く透明な感じ。

 

バラの香りとは全く違う、濃厚さがあります。

 

久しぶりの出合い。

 

 

2024年

6月

14日

介護現場の身体拘束

 

 身体拘束についていろいろ調べています。

 

 今回の条例改正の発端は令和6年1月15日の居宅介護支援の運営基準の見直しによるものです。武見敬三厚生労働省が社会保障審議会に改正案を諮問し、同会はこれを「了承」と答申しました。

 

 運営の新たな基準は公布され、それに合わせて粕屋町の条例改正となったのです。

 

 反対討論前後からいろいろ調べているのですが、厚労省は身体拘束の原則禁止や記録の策定などを新たに義務付け本来あってはならぬ「身体拘束」。それでも事故を防ぐために・切迫性・非代替性・一時性の条件を満たせば認められ、記録を残すようにとなっています。

 

 不当な身体拘束をなくし、高齢者の尊厳を守ることが今回の条例改正の狙いとされています。

 

 ただ以下のような懸念材料もあります。 

 

 先進事例にもあるように「身体拘束廃止委員会」などを組織して、第3者に判断を委ね、公正な運用が望まれます。粕屋町にも今後はそのような流れを作れるよう提案できればと考えています。

2024年

6月

09日

身体的拘束の適正化の推進

 6月定例議会において、令和6年厚生労働省省令が公布されたことにともない、粕屋町でもその規定を整備するために、2つの条例に同じ理由で提案された「身体的拘束等の適正化の推進」というその内容に驚いています。

 

 議案第38号「粕屋町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防の効果的な支援の方法等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」文教厚生常任委員会で担当課から説明がありました。

 

 改正の内容は第33条第2号に次の2号を加えるというものです。

(2)の2 該利用者または他の利用者等生命又は身体を保護するため緊急やむを得ない場合を除き、身体的拘束等を行ってはならない。

 

(2)の3 前号の身体的拘束等を行う場合にはその態様、その利用者の心身の状況並びに緊急をやむを得ない理由を記録しなければならない。

 

 議案40号「粕屋町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について」にも第15条に同じ文言が加えられています。

 

 つまり介護現場で緊急やむを得ない場合は、その記録を取れば身体拘束ができるのです。

 

 私は、いかなる理由があっても「身体拘束」は介護現場で許されるものではないと思います。介護認定を受けた要介護、要支援の方たちの人権は守られるべきで、その身体拘束の範囲が広く解釈され、虐待につながるのではないかと懸念しています。

 

 また驚くことにその歯止めとなる「記録」の取り決めが何も用意されていないのです。

 

 記録を何年保存するとか、その記録の内容をどこが判断して適正化するのか、など具体的対応の提案がなされてないなかでの条例化は許されるべきものではと断固反対です。

 

 10日に本議会で反対討論をしようと考えています。まとめるのがとても難しいですが頑張ってみます。

 

2024年

6月

05日

不登校児童生徒数の推移

 一般質問するために担当課から示された数字をもとに表を作りました。令和5年度において在籍数に対する不登校児童生徒の割合は4.5%となっています

 

 増え方に勢いがあり、とても心配です。粕屋町だけではなく全国的な流れと、今日の常任委員会の報告にありましたが、何かがおかしい。

 

 子どもは学校に行けなくても、友達とは交わりたいだろうし、勉強もしたいだろうと思います。学びの保障をする必要があると思いますし、そんな子どもの気持ちに寄り添った早期発見、早期対策を願っています。

 

 また、私が今最も大事で最も必要と思っていることは保護者支援です。その方法を私なりに探ってみようと思っています。 

2024年

6月

04日

77回目の一般質問が終わりました

 6月3日の13時から14時まで本会議場で一般質問をしました。

 

 終わって思うことは少しは皆さんのお役に立てたかなということです。粕屋町が大好きで、粕屋町が暮らしやすくなるために骨身を惜しまず頑張る、そう思って議員活動をしています。

 

 質問は2つ。所要時間は質問と答弁で60分。今回もしっかり時間を使い切りました。

  1問目は「第6次総合計画策定について」

  1. 第5次の検証は
  2. 検証の主な視点、スケジュールは
  3. 検証に町民の意見は反映されるのか、また、検証についての議会の意見を求める気持ちはあるのか
  4. 民間の有識者で作る「人口戦略会議」の発表では、自立持続可能性自治体県内1位と評された。その感想と、今後のあゆみに必要なことは
  5. 町長の今後10年間のまちづくりの主軸は何か
  6. 第6次総合計画を町民へアピールする具体的な方策は
  7. 次世代の若者の視点をどのように取り入れるのか、その方策は
  8. 世代ごとのアンケート調査を実施しては

 

 2問目は「不登校対策について」

  1. 各学校での「適応指導教室」の設置状況は
  2. 教育相談室「ぽると」運営の新年度体制は
  3. すくーるかうんせらー、スクールソーシャルワーカーなどの人員体制の増員は
  4. 子どもの学力保障という観点からの支援は
  5. 保護者への不登校に対する認識、悩みの支援に対する啓発活動、親同士の交流促進などへの支援は

 

 以上ですが、時間も足りず、しかも深堀りもできず、というのが正直なところです。

 

 ただ少しでも町政の発展、町民に寄り添ったまちづくりができるようにと心がけています。

 

 インターネット中継は3日後、6月3日4番目でしたので、3日後となると6あるいは7日には閲覧できると思うので、関心のある方はぜひアクセスしてください。