2023年

2月

25日

女の子の節句

図書館のお話会でのパネルシアターです。

 

あかりをつけましょ ぼんぼりに

おはなをあげましょ もものはな・・・

と歌いながら、人形のパネルを貼り付けます。

 

この出し物は図書館ボランティア メルヘンフレンズの十八番で、この季節になるといろんな場所で演じていました。

 

コロナ禍で、久しぶりのパネルの登場です。密を避けているので、図書館クラフトルームでは15人の親子。

 

 今日は当番ができなく、でも見たくて、参加していた役員会を途中で抜け出して慌てて駆け付けました。

 

 ゆったりとした時の流れ、外は小雨でした。

 

 私はおひなさま行事については苦い思い出があります。根が男の子に近い性分で、好みは無地の殺風景のものが多く、したがって娘にもあまり女の子らしい服装やプレゼントをしていませんでした。

 

 娘にはそれが不満でしたが、言い出せずにいました。子育て中は彼女の思いを尋ねることなく、また想像だにせず、良かれと思って一方的に与えていました。

 

 母が買ってくれたおひなさまも、何となく飾るだけ。今ではそれさえもしまい込んだままです。

 

 70過ぎての今なら彼女の気持ちは理解できますが、優しい、どちらかといえばちょっと寂しいおひなさまの歌は、そんな苦い思いがよみがえります。

 

 演じてくれた仲間と楽しそうに歌っている親子の様子は、そんな私の思いを吹き飛ばしてくれました。

 

この写真は娘が作った紙粘土のおひなさまです。

 

気に入って1年中食堂に飾っているのですが、贖罪の気持ちがあるのかもしれません。

2023年

2月

24日

ウクライナ侵攻 1年

 ロシアの突然のウクライナ侵攻から早1年。紛争は終わる兆しを見せていない国際情勢の中で、私たちはどうすればいいのだろう。

 

 二つの新聞記事の抜粋を紹介します。

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2月24日毎日新聞「試される私たちの覚悟」毎日新聞外信部長 古元陽荘氏

 前略ーこの戦争でロシアの「力による現状変更」を実質的に認めるような形になれば、国際秩序への負の影響は計り知れない軍事力を背景に侵略行為に及ぶ国家が後に続く可能性が高まる。次の戦場は東アジアかもしれない。

 

 私たちがこの戦争への関心を失い、ウクライナへの支援を緩めた時、ほほえむのはプーチン氏だ。「力による現状変更」を絶対に容認してはならないという思いを、いつまでも胸に刻み続けることができるだろうか。私たちの覚悟もプーチン氏の挑戦を受けている。

 

2月19日しんぶん紅旗日曜版 「日本に足りていないのは戦争を回避する戦略構想力」日本総合研究所会長 寺島実郎氏

 前略ーここで考えてほしいのは台湾には米軍基地は一つもないことです。台湾をめぐる衝突に介入する米軍は、沖縄から出撃するのです。提案したいのは。東南アジア諸国連合(ASEAN)をはじめ世界各国を巻き込み、軍縮を軸とする「国連アジア太平洋本部」を設立し、沖縄に誘致することです。沖縄を戦争に巻き込んではいけないという空気を醸成しようとすることです。アジア諸国が日本に期待しているのは、対米過剰依存から脱皮し、アジアをどうしたいのか、その構想を示し、国際社会で役割を果たそうとする日本の行動ではないでしょうか。

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 何にもできないと手をこまねいているのではなく、国際社会の中での日本の役割を真剣に考え、行動できる人材を育てることはるか遠い道乗りのようですがそれが私たちにできる仕事ではないかと、思い至りました。

 

 今日は3月定例会の議会初日。箱田町長の施政方針がありました。

 3月1日に一般質問をします。議会の仕事を丁寧に励むこと、これが今の私に与えられた平和への道かなと考えています。

 

 

2023年

2月

20日

菜の花

 

 今日は月に一度の交通立ち番の日でした。

 

 少し冷え込みはありましたが、おひさまが照っていたので、子どもたちの表情も幾分明るく感じました。

 

 春が近いのでしょうか、菜の花がとてもきれいでした。

 

2023年

2月

15日

3月定例会一般質問、 校則見直しについて

 3月定例会の一般質問の提出は昨日の午前中が締め切りでした。10人中9番目に質問します。日時は3月1日9時半の予定です。

 

 今回は3問用意しました。そのうちの1問目は、12月定例会で質問した中学校の校則についての再質問です。以下その内容です。

 

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  昨年12月定例議会において「中学校の校則」について質問ところ、現在見直し中との答弁がありました。その後の進捗状況について質問します。

 

(1)中学校校則に関して粕屋町

教育委員会の考えは。

 

(2)改訂のための粕屋町ガイド

ライン策定の進捗状況は。

 

(3)その周知の在り方は。

 

(4)各中学校への取り組みの

現状と支援は。

 

(5)各生徒の意見の反映は。

 

(6)性の多様性の観点は。

 

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 校則は中学校以上なので、粕屋町の場合は粕屋中学校、東中学校の2校が該当します。文部科学省の方針により全国で見直しが行われています。

 

 見直しをするにはその基準となる粕屋町の方針が必要だと考え、ガイドラインの必要性を前回訴えました。明快な回答をいただけていないので、今回再度お尋ねすることにしました。

 

 残りの2問は子育て支援についてですが、後日掲載します。

 

2023年

2月

12日

冬の大仕事 鉢替え

 前回紹介した「クリスチィアン・ディオール」を鉢から取り外した写真です。

 

 しっかり根が張っていました。

 

毎年私がこの作業を続けるのは、バラの根の張り方、育ち方がわかるからです。

 

 そのバラ特有の性質、気候変動でそれぞれの育ち方の違いがあり、それがとても興味深いのです。

 

 以前は土を全部取り除き、水できれいに洗い、新しい土に植え替えていましたが、土の量が半端なく、花壇に足す場所もなくなり、年齢的なものもあり、断念して、少し楽なやり方に変えています。

 鉢を横にひっくり返し、そこから5センチほど鎌で削ります。側面も同じようにして2~3センチ削っていたら、がん腫病(バラの癌)が見つかりました。根が弱ってしまうので急いでねじり釜でこそげ取りました。

 

 その後、上部にも小さい根がたくさんはびこっているので削除。底5センチ、周りと上部2~3センチを削り取り。

 

 結果的に鉢全体の半分位の土を取り除き、その分新しい土を入れています。用土は赤玉中粒3、ボラ土3、腐葉土3、有機質1の割合で作ります。

 

 新しい土を足したバラの鉢。

 

 すっきりしました。水をやると気持ちよさそうです。

 

 私は用土を布団だと思っています。

 

 毎年この時期に30鉢分の用土替えをしていますが、綿打ちなおした布団にくるむとふかふかでとても気持ちがいいように、バラもきっと喜んでくれると思います。

 

 昨年春の開花時のクリスチャン・ディオールの写真です。

 

 バラの栽培を始めた当初は、覚えやすいように固有名詞のついたバラを選んでいました。フランスの知る人ぞ知るデザイナーの名前。

 

赤は赤でもワインがかった赤で好きな色です。

 

 

2023年

2月

11日

より大胆に

 バラの鉢替えの季節になりました。

 

 私のバラも高齢になりました。今日はこの小さな鉢で20年も生き続けている「クリスチャン・ディオール」の古株の枝をのこぎりでバッサリ。

 

 若い枝と世代交代するために、まだ枯れていない、新芽を出すエネルギーを持っている枝ですが、意を決して断行。

 こうすることで次の元気なシュートが出てくるのを促します。今年は他の鉢にも同じように、30㎝の高さを基準にいつもより大胆に、低く剪定します。

 

 ダメになる株もあるかもしれませんが、増えすぎた鉢を整理する目的もあります。

 

 バラの生きる力を信じてメスを入れるのですが、寒い冬の、この緊張感がとても好きです。

 

 

2023年

2月

05日

人生のネタ探しとはっちゃん

 2月3日節分の日に、不思議な方の講演を聞きました。

 

 粕屋町サンレイクさくらホールでの飲酒運転根絶フォーラム2023で、「ゼロにするまで私たちにできること」という内容で講演された岩本初恵さんこと、はっちゃんです。

 

 漁師だったお父さんの8千万円という借金を苦に、お兄さんがアルコール依存症にになられその闘病を支えられたこと、ご自身はお父さんからの教えを守って、一代で100億円企業を築かれたことなどを、勢いの良い佐賀弁交じりの言葉で話されました。

 

 一時間があっという間でした。

 

 原稿なしで最初から1時間、トーンが変わりませんでした。

 

 ユウチューブでも発信されているというので見てみましたが、同じ口調でした。

 

 そのどの内容を見ても、父の教えを守って明るく前向きに生きるという、信念に溢れた言葉の数々。ご自分は3度結婚し3度離婚されたという普通はあり得ない話。

 

 この方の会社は女性社員への福利厚生が進んでいると評判で、そのことが企業成績を上げている大きな要因だとおっしゃっておられました。

 

 飲酒運転根絶フォーラムでは、寛太君の友達だった方がアナウンサーとなり、司会を担当、博多高校の生徒会の皆さんの発表もありました。

 

 事故から12年経ち、何度も押しつぶされそうになりながらも皆さんの支えで何とかここまでこれたと、NPO法人はぁとスペース代表の山本美也子さんの感謝の言葉。

 

 この山本さんも素敵な女性です。母としての悲しみをどうやって運動の原動力とされたのか不思議な気がしますが、講師の岩本さんの言葉に「人生はネタづくりと思って楽しんで生きてきました」という言葉と合致するのかな。

 

 何事も感謝、苦を楽しんで生きれば、そこには必ず花が咲く、そんなお話でした。