2023年

12月

13日

藁(わら)工芸の作品を町に寄贈

 粕屋中学校の同級生、そして藁工芸を芸術の域にまで極めたわが友、中村俊二さんが町に作品を寄贈されました。

 11月にサンレイクで個展を開かれましたが、その時のテーマは「水と龍」。来年は辰年なので、ご自分の作品を町のどこかに飾ってほしいと町長室を訪問。私はその付き人。

 町長室を付き人で訪問するのもなかなかいいものです。

 

 稲わらや田んぼ、稲刈りなどの話題を中心に、現役のコメ作り農家である箱田町長、兼業農家の娘だった私、そして赤米の植え付けから、8月の青い時に刈り上げ、日干し、それを藁工芸の材料にまで仕上げる苦労話を熱っぽく語る中村氏。

 

 こんな楽しい語らいができるとは、粕屋町育ちならではかな?!

 

 武者小路実篤の
「龍となれ 雲自ずと来たる」~高い志を持って物事に当たっている人は輝いている。やがて気高い龍となり、雲が龍によって来るように人も自ずと寄ってくる~

という言葉を添えての寄贈でした。

 

2023年

11月

30日

結婚生活50年の節目

 結婚生活50周年を記念して娘の住む千葉市・東京と旅行しました。

 

 写真は千葉市の稲毛海岸。幕張メッセの近くで娘の住んでいるところ。海がきれいなので是非ということで、初めて訪れました。背景の海は東京湾です。

 

 今回は特に二人で静かに旅行したかったので、ほとんど誰にも言わずに、夫に計画を立ててもらって行ってきました。

 50年間の結婚生活で、仕事と海外への学会発表について行った旅行以外はすべて主婦の私主導。子育て、介護を含めた親戚づきあい、家庭事務など相談はしますが、一人でこなしてきました。

 

 そのことによる弊害も大きく、特に子育てに関してはうまくいったとはいいがたく、悔いが残ることも多いのですが、何とか今日までやってこれました。

 

 夫も心遣いが足りなかったことは認めてくれて、今は歩調を合わせてくれます。

 今回を皮切りにさらに一歩進んで、横並びに連れだって歩きたい、新たな歩みを始めたいと願っています。

 

 

 

2023年

11月

23日

加藤登紀子に推し活

 11月22日にキャナルシティ劇場で加藤登紀子の「ほろ酔いコンサート」があり、初めて行ってきました。

 

 今回行こうと思ったきっかけは16時開演だったこと。今まで行ってみたいと思うことは度々でしたが、夜6時以降で遅くなるので二の足を踏んでいました。

 11月で75歳になる自分へのプレゼント。「百万本のバラの花」を聞いて、粕屋町でのバラの活動に力をもらいたかったこと、ウクライナや彼女の目で見た世界情勢の話を聞きたかったことなどで、券を買いました。

 

 お酒は始まる前に喜多屋の大吟醸?!が振舞われました。観客は年配層が多かったですね。全共闘世代です。ご夫婦やお友達と連れ立って、という感じかな?

 わが夫はその前の60年安保闘争世代で、お登紀さんにはあんまり関心を示しません。

 

 「推し活」という言葉は今まであまりピンとこなかったのですが、お登紀さんの歌やおしゃべりを聞いて納得。

 

 若い頃の自分に戻り、青春を蘇らせてくれる、そんな時を共有できる機会を作ってくれるから、みんなこんなして足しげく通うのですね。

 

 私も始めようっと。

 

 お登紀さんは私より5歳上の80歳にこの12月にるとのこと。ちょっと先を行く人生の達人。

 

 今年も9月からマレーシアとジョージアで2か所の国外コンサートを開き、そして国内では年末までに沖縄、京都、大阪、東京と9か所も開きます。

 

その元気にあやかりたい。

 

 

2023年

11月

23日

町の芸術家

町の芸術家、中村俊二氏の作品展が11月18~20日までサンレイクで開かれました。

 

「水龍」という作品、目に魂が吹き込まれ、今にも迫ってきそうな鬼気に満ちた作品です。

 

中村氏は粕屋中学時代の同級生です。

 

一年中稲わらと向き合っている不思議な友。まず稲づくり、収穫、稲藁の加工。1本1本にどんな願いを込めたら、こんな作品になるんでしょうか。

 

 にこやかな笑顔の底に、秘めたる情熱があるに違いありません。

 

この赤米の細い稲藁が、中村俊二氏の手にかかると、上段のような「水龍」に出来上がります。

 

稲の収穫だけでもこの異常気象の中、さぞかし大変だろうと思いますが、それをこのような作品にまで仕上げる「藁工芸」。

 

 九大農場後地にできる国指定の「阿恵官が遺跡」の周りにも赤米を植えて、往時の人の暮らしをしのびたい。そして交流館に彼の作品を飾ることができたらいいな。

 

2023年

11月

20日

4回目の防災訓練

 11月19日は行政区の防災訓練でした。

 

 あらかじめ組合で決めた避難場所に集合し、それから公民館へ行くことになっているのですが、久しぶりに集まるのでおしゃべりの方が熱心。公民館への集合は最後の組合になってしまいました。

 

 集合後、まず役場の防災対策官の説明を聞き、それから消火器の使い方を実践。帰りに備蓄の食料品をいただいて帰ってきました。

 

 その中にパンの缶詰があり、珍しいのですぐに開けてみました。ちょっと癖がありますが、おいしく食べられました。ブリオッシュみたいで、金額は1個200円くらい。

 

 あとはスープに賞味期限間近のビスケット。乾パン風かなと思いましたが、リッツのようでおいしかったです。

 

 山菜おこわもふるまわれました。これも災害用で、帰ってすぐに食べたので写真には残せませんでした。

 

 私の住んでいる行政区ではこの11年間で4回目の防災訓練、参加者は毎回100人を超えています。粕屋町では最も回数の多い区のようで、ほめていただきました。

 

 毎年行われるのが理想ですね。

2023年

11月

19日

久しぶりの行政視察

 11月16・17日に広報常任委員会で行政視察に、鳥取県大山町と岡山県美咲町に行ってきました。コロナ明けで久しぶりの行政視察でした。インターネットで何でもわかると言われる世の中、でもリアルはやっぱりいい。
 

 2町とも議会だよりの全国コンクールで高い評価を受けた自治体です。視察が多いらしく、受け入れ態勢がとても整っていて、余裕を感じました。

 着いた時にほとんど全員で迎えてくださり、終わって帰る時も全員でお見送り。何だろうこの温かさは、と山陰・山陽の地域性もあるのかなと思わされました。

 

 2町とも人口の流失が激しく、その危機感からかまちづくりの意識がとても高い。議会だよりにもそれが反映されていて、また工夫を重ねかなりの水準だと思いますが、それでも読んでくださる方々は高齢者が多く、若い世代にはなか広がらないと悩み多しのようでした。

大山町の皆さん。

 

議会が始まる2週間前から特集記事を作り始めるという熱心さ。現場とデスクに分け、効率の良い編集をしておられました。

美咲町の皆さんです。

全員で開く会議室がないということで、議場で交流会議が開かれました。

 

通常の議会だよりのほかに、YouTu

buでの動画配信も行っておらます。
町にケーブルテレビのチャンネルがありそれに乗っかっての製作。とにかくできることは何でもやるという、意欲にあふれた皆さんでした。

2023年

11月

13日

教育の日

 11月第2週の土曜日は「福岡教育の日」で、粕屋町6校はそろって参観日でした。

 大川小学校は創立150年の式典でしたが、他校の参観を優先させていただくことにし、式典への参列はお断りしました。参観したのは午前は粕屋中央小学校、午後は粕屋東中学校でした。

 

 中央小学校では知り合いの子どもさんのいる2年生と5年生を見学、はきはきとした姿を確認し、その後はどうしても足が向いてしまう支援学級の皆さんのところに行ってきました。

今年は体育館で「マルシェ」。

 

いつもはクラスごとに別々の教室でしたが、今回は趣きが違いました。

 

子ども達は体育館中に響く大きな声で呼び込みを、一生懸命にお金の計算をしていました。

 

私は一番高くて大きな買い物、お正月の壁飾り。

 

我が家の玄関に、一足早い初春のおとずれです。

 粕屋東中学校ではやはり知り合いのいる1年生のクラス。音楽に数学、楽しそうな雰囲気で、子ども達はよく声を出していました。

 

 そして2年生の英語のクラス。動画に長者原駅にいるピュア先生(ALT)が演じる見知らぬ外国人。空港とドームに行く乗り換えの仕方を聞かれるという問い。

 

 てきぱきと進むやり取りに、生徒の皆さんは一生懸命に英語で答えていました。

 

 靴箱の前の廊下に来年からの新しい制服とカバンがありました。写真を撮っていたら校長先生に声を掛けられ、校長室に呼ばれお茶をいただきました。

 

 国語がご専門で、いろんな小説の中からの引用した言葉で生徒たちを指導してあるお話がとても興味深く、あっという間に時が流れました。粕屋町の子どもたちはとても素直だと何度も仰っておられ、嬉しく心が温まりました。

 

 鞄の校章のデザインの奥にバラがあります。生徒の皆さんが考えた図案に感動。
文化祭に出すためにかなり苦労した鉢バラ栽培、報われた気がしました。

 

 

2023年

11月

10日

表敬訪問

 11月7日に福岡県女性議員ネットワークで福岡県の大曲副知事を表敬訪問をしました。

 

 福岡県女性議員ネットワーク会員は昨年から30名ほど増えて92名になりました。全女性議員の人数の正確な把握はできていないのですが、半数以上の組織率となりました。

 

 私は昨年会長職を、今年は理事という役を受けています。

 

 県内の国会議員から村会議員までの超党派の議員で組織、しかもそれが30年も続いているということを副知事は高く評価してくださいました。

 

 表敬訪問のなかで印象深く残ったことは、副知事の働き方についてのお話でした。

 普通、育休後の職場では負担の少ない職場を打診されるのですが、副知事は与えられた職場で仕事をこなされて3人の子どもを育てられました。仕事には定時帰宅ということを貫かれたようです。

 

 30数年前のその働き方はバッシングもあったのではないかとも思われますが、潔い対応、その仕事ぶりが高く評価されて現在の地位があるのだと深く感銘を受けました。

 福岡県の服部県知事に、福岡県女性議員ネットワークから要望書を出しました。毎年、副知事表敬訪問の際に県への要望を出すのです。

 

 福岡県で実際にやっておられることをきちんと把握していないと要望書は成り立たなくなりますので、まとめるのは結構大変です。

 

 県の事業の状態を把握し、県民の意向に沿った要望を、しかも女性の視点で、ということになり、昨年は会長としてかなり頭を使いました。それを県の担当者はよく覚えていただいたようで嬉しかったですね。

 

 想像以上の青い髪。光の具合で濃淡の色合いが変わります。この色には本人も夫もびっくりしますが、私の持っているイメージを大切にと美容師の桃さんやってくれていますので、しばらくはこのヘアーでいきます。

2023年

11月

05日

文化祭での出会い

 11月4・5日は粕屋町の文化祭。用事があって4日だけの参加でしたが、たくさんの人出でにぎ合っていました。

 

 バラサークルの仲間とバラの鉢植えを出品。ホール入り口に展示、行きかう人々にかぐわしい香りを提供できたのではないでしょうか。

 私は9月25日に種まきをしたコスモスも出しました。粕屋町の町花、バラとコスモス。グッドアイディアと自画自賛。

 

 花を前に、普段めったにお目にかかることのない方々のお元気なご様子にたくさんの力をいただきました。また図書館での読み聞かせに来ていた子ども達の成長した姿にも感動。

 

 文化祭実行委員会の方は大変だったでしょうが、こんな風にして触れ合うってなんて素敵なんだろうと思いました。 

衆議院議員の宮内秀樹代議士と一緒です。いつも声をかけていただいています。

開会式でのスピーチがとても参考になりました。昨年福岡県女性議員ネットワークの会長をしたので挨拶をする機会が多く、とても苦労しました。

人の気持ちをつかむ難しさを感じていましたが、宮内代議士のスピーチは短からず長からず。ご自分の若い頃の体験をにじませながら文化にまつわるお話、さりげなくご自分が携わっている国会でのミニ情報。

 

 なるほど、と手を打ちたくなるようなスピーチでした。今後の参考にさせていただきます。

 朝日山部屋の力士さんと山脇議員。公民館サークルそば教室のかけそばを振舞っておられました。北海道の最高級の新物そば粉を使った手打ちそば。私もいただきましたが、とてもおいしかったです。

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2023年

11月

03日

本格的な秋

 筑紫いばらという福岡原種のバラの実をバックに、友からもらったシュウメイギクが夕日を受けて涼やかに咲いています。

 

 今日は文化の日。お天気がとてもよく気持ちの良い小春日和。我が家は文化祭に出品するバラの準備に大わらわ。

 

 今年はコスモスを種から植えてみました。バラとコスモスが並んで展示されることを祈って9月25日に種まきをしたコスモス。まだ1~2輪。サンレイクの中で、人々の熱気でもう少し開くといいな。

 

 結局今年はアサギマダラは不発に終わったようで、来てくれませんでした。でも3匹の蝶が毎日来てくれて目を楽しませてくれています。夜はどんな葉陰にたたずんでいるのかしら。

 

 バラは今年はずいぶんと虫にやられました。蕾、そして花びらと虫だらけ。