2020年

9月

30日

率直に、論理的に

 9月議会が28日に閉会しました。その中で決算に認定の議案に賛成討論したのですが、いつも長くなるので、論点があいまいになってしまうことが欠点でした。今回はかなり意識して、率直な思いを損なうことなく論理的にまとめました。

 

 説明が多すぎている気がするので、思い切って論調を変えました。まず全体を数字で報告。次に評価できること2点、本当はもっとあるのですが長くなるので絞りました。

 

 次に指摘と提案を1点、これもいろいろありますが、全体において説明事項は3点が許容範囲かなと思い、整理して切り捨てました。

以下その内容です。

 

第89号議案 令和元年度一般会計決算認定について

全体

一般会計決算の総額は、歳入が149億3,262万7千円歳出が144億8,902万5千円です。普通会計の実質収支は3億5,318万4千円の黒字となっており、経常収支比率昨年同様89,7%でした。

決算特別委員会においては総務課の事案については新たに議案が出て、そこで審査することになっていますので省きますが、それ以外ではきちんとした説明があり、財政状況はおおむね良好、不認定とする事案はなかったので認定することに賛成します。

評価できること2点

・収納率がアップして粕屋郡1市7町でトップとなったこと

 町民が喜んで納税してくれるまちづくりまでにはまだまだ課題が多いと思いますが、部下

 を超えて収納課と関係各課の徴収体制が確立したことによる成果と貴う評価します。

国民健康保険の受診率向上に住民福祉部あげての取組について

 特定健診受診率の向上のために対策に力を入れているのは毎年ですが、従来とは違った、校務員の発想を超えた取組の報告がありました。議会との視察を参考に部内の連携が進んだものと認識しています。別件では、町民からの陳情による町の単独事業の「おたふくかぜ」のワクチン接種も、90%を超える実績があったことも評価します。

指摘、今後の取組について1点

・職員研修事業

 決算の数字がまいとしおなじながれで改善が進んでいない事業です。当初予算の数字を年

 度末の3月補正で大幅に減額、それでも決算は減額した金額の執行率75%という状況が

 続いています。昨年も指摘させていただきました。

・提案 

 働き改革の進め方の研修をさらに進めていただきたい。様々な要因があるでしょうが、

 残業時間が大幅に増えていることを危惧します。粕屋町の今後のために全国レベルでの粕

 屋町という自治体の方向性を探るために研修を深めてほしい。

 

 現在進行中のの令和2年度も同じ流れにならないように指摘して私の賛成の立場での討論とします。

 

 

 

2020年

9月

28日

秋の花に出逢う

 九大農場の空き地に彼岸花を見つけました。一直線に咲いているのが美しい。今年は白い花が目立ちます。

  25日の土曜日、先週に続いて、バラサークルのボランティア活動に参加しました。九大農場前の花壇です。

 

 土はホクホク、触る感触が気持ちよく、やっててとても楽しかった。でもヒルガオがこちらにもあり、要注意です。 

 その後、農園のまわりにかすや通信を配布しました。見つけた小さな花たち。

 

 左はオジギソウ、右はわかりません。生垣に張っていたツル性の小さな花。素敵な形状と色、トケイソウの一種でしょうか?

 

 手配りのよさで、いろんなものが目に入り、天気も良く、こういう時間を頂けるのがとてもありがたいな、と足取りも軽く、でした。

 

 

2020年

9月

23日

ニュースレター「かすや通信」2号

 

 議員になる時に始めたニュースレター「ブロッコリー通信」を「かすや通信」に改め、2号をお届けしています。

 

 名称を変更するのは覚悟が要りました。ブロッコリー通信発行が3年前の24号で中断していますが、その間もこの「かすや通信のブログ」はアップし続けていました。

 

 ブロッコリー通信は多くの方に読まれ、皆さんの間では定着しており、名前の変更を残念がってくださる方もありましたが、失うものよりも得るものが大きいかもしれないという判断で決めました。ちょっと大げさでしょうか?!

 

 新型コロナウイルス感染拡大阻止で国から大型の補正予算が下りてきています。審議するために、「3密」に注意しながら定例議会はさることながら、臨時議会も3回開催されました。

 

 その内容をできるだけ多くの皆さんにお伝えすることが今の私の使命でもあると思い、このブログと同じ名称で通信を発行することにしました。

 

 来年の4月には町会議員の選挙があり、多くの皆さんに「まちづくり情報誌」として読んでいただけるように心がけたいという思いもあります。

 

  今風に、Line公式Accountも始めました。興味のある方には少しずつですが友達追加をお願いしています。ご意見、配布希望など何なりとお問い合わせください。余談になりますが役場もLineでの広報の通知を検討しているようです。

 

 

 

2020年

9月

21日

にらの花

 忙しくしていたら、我が家の畑のにらの花もいつの間にか満開になっていました。

 

 白く楚々とした感じが好きです。

 お昼はにらソーメンです。ソーメンのゆで汁をだし汁に使います。

 

 にらは4センチぐらいに切ってごま油でいため、ゆで汁に顆粒のだしの素をほんの少し加えて味を整えます。ソーメンの塩気が味にいい具合に作用します。

 

 今日は彩りにかまぼこをあしらいました。

  にらの花を花瓶に挿して、 見て良し、食べて良し。

 

 しゃれたお昼ご飯になりました。

2020年

9月

20日

駅前広場のヒルガオ退治

 9月19日土曜日、雨や台風で延び延びになっていたJR長者原駅前ロータリ―のバラの広場の草取りをしました。バラサークルのボランティア作業です。

 

 ヒルガオがバラをすっぽり覆っています。そのせいで枯れているバラの枝が何本もありました。こんなに雑草で覆われた広場を見たのは初めてです。腐葉土の中に地下茎がまじっていたのかもしれません。地下茎がどこまでも続いています。抜いても抜いても次から次に・・・・・  

 ヒルガオ退治はとてもやっかい。黙々と作業が続きます。

 大きな袋が3つ、草でパンパンになりました。休憩していると近所のお店からアイスコーヒーとチョコレート、カシューナッツの差し入れがありました。さわやかな風が吹き抜けていきます。

 作業中にふれあいバスがロータリーを通っていきました。

 

 9月1日より駅前にバス停ができ、AとDコースのふれあいバスが止まります。

 

 運転手さんに思わず手を振りました。お客さんは3人でしたよ。たくさんの方が利用されるといいですね

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2020年

9月

17日

メンタルの強さとモチベーション

                                              毎日新聞より

 大阪なおみ選手の活躍は見事なものでした。

 

 彼女のメンタルを支えたものは何だったのか、それを知りたくて新聞記事を読んでいます。スポンサーに気兼ねすることなく、大会関係者にも迷惑をかけるということを気遣うこともなく自分を貫く。そして「優勝」という結果を出した彼女の偉業に、ただただ驚嘆しています。

 

 アスリートである前に一人の黒人女性であることを最優先し、勝ち続けなければ黒人の犠牲者たちの名前を伝えられないというプレッシャーを試合へのモチベーションにして、見事に昇華させました。

 

「相手に押されてしまうのは簡単。勝つことは考えず、ただ戦うことだけを考えた」。なおみ選手の言葉です。

 

 勝つために試合に挑むのではなく、訴えるために、犠牲者の名前をアピールするために戦かったからこそ、勝つことができ、毎日新聞記事の大見出しの「タフさ身に付け 逆境に崩れず」が生まれたのでしょう。

 

 メンタル面が弱くて負ける、というのが彼女に対する最近の評価でした。しかも優勝戦は第一セットで完敗しています。それを持ち直して優勝したのは、信念の強さの証ではないかと感じています。

 

 本田よしえの信念は?!

 

 

2020年

9月

15日

側溝の蓋の劣化

 

 9月10日の私の一般質問のテーマの1つが「歩道整備」でした。

 

 「歩道整備計画はありますか?」

 

 「ありません。」

 

 端的に報告すると以上のようになりますが、歩道の整備についてはきちんとしているという答えでした。粕屋町のように地価の高いところでは幅員を広げたり、道路を新設するときに歩道もきちんと確保するのはとても困難です。

 

 だったらせめて今ある道路を歩きやすく、安全なものをと思うのですが、その整備が不十分と私には思えます。

 

 道幅が狭く交通量の多いところは側溝の上も道路となります。ひっきりなしに車が通り過ぎる時、歩行者は側溝の上を歩きます。その側溝がガタガタで、すき間があって、でこぼこだったらどうなるでしょうか?

 

 下の写真の場所は若宮、原町旧通りから続く道路ですが、一方交通ではないために抜け道として多くの車が行き交います。歩行者は端の方に避けざるを得ず、この側溝の上を歩きます。

  現在、議会では決算特別委員会が開かれています。今日は都市政策部の道路環境整備課についての審査を行います。昨年度の執行状況を決算の数字を見て問うわけですが、焦点を絞った質問ができるよう準備中です。

 

 

2020年

9月

14日

女性の活躍はどこへ?

 

 9月12日に自民党総裁選の公開討論会が日本記者クラブ主催で開かれました。

 

 総裁選の候補者にも、各社の記者を代表して質問する質問者のなかにも女性はいませんでした。ただ一人司会者だけが女性だったという現実をどう考えたらいいのでしょうか。

 

 女性の活躍というテーマが与えられても内容が深まらず、翌日13日の朝刊には、そういうテーマがあったことさえ報じられることなく、外交、経済、コロナ対策に政治面も社説も終始していました。

 

 本日、日本の首相が決まります。今朝14日のニュース解説はもう次の人事の話題。主要なポストにおこぼれで女性配置はあるのでしょうか。日本における私たち女性の存在の希薄さを露呈している総裁選です。

 

 13日の毎日新聞の「時代の風」の欄に「継承してはならぬもの」と題して日本総合研究所の首席研究員藻谷浩介氏が述べておられたことが心に残っています。

 

 自民党総裁選で原則とされる党員投票を行わないことに対し、石破候補が「不満を述べた」報道だろう。不満とは感情であり講師の区分で言えば「私」の領域に属する。石橋は「党内民主主義に照らして妥当ではない」と指摘しただけであり、これは感情論ではなく、公的な政策論である。それを「不満」と書いてしまうのは、「公私混同」も甚だしい。「公」の視点のない感情論が、議会内外を埋め尽くした7年8カ月。

 

 民主主義の屋台骨たるべき公論の土俵が腐っていくのを止めずにむしろ助長した姿勢は、後世最も指弾されるべき点であろう。

 

 公論」は様々な立場の意見が必要です。女性の存在なくしては深まらないと思っています。

 

 首相はすでに内定し、人事もあらかた水面下で了承済みという流れがあるような気がするのですが、日本の政治風土に「女性」の存在はどうなっているのでしょうか。

 

 有権者の半分は女性。投票率は女性の方が高いと結果もあります。その女性に、女性政治家として何を訴えればいいのか、ここ2、3日の私の思いです。

 

 論理的に、しかも訴えやすい内容で多くの女性に換気を促したいと思うのですが、ただそれよりも前に、私のメンタリティを強めることの方が先決と大阪なおみ選手の活躍を見て思いました。

 

 心がブレなければ、いつかその主張は認められるのではないか、いい子ぶってぶれることが多い私自身の反省です。

 

 

2020年

9月

09日

乗り損ねたシャトルバス

 

 9月1日より運行開始のイオンモールと福祉センターを結ぶシャトルバスに乗りました。9月5日と6日の2日間でその体験から報告します。

 

 5日はCコースに乗りました。私の住んでいるところから徒歩7分の「原町バス停」に9時16分に乗るつもりで待っていてもなかなか来ません。5分過ぎた頃、乗り継ぎがあるので心配になって福祉センターに電話をしました。

 

 電話途中にバスが来て、ホッとしたのですが、福祉センターについたところ、イオンモール行きのバスは発車した後。「えっ、そんな?!」

 

 時刻表では私の乗ったバスは9時31分着。イオンモール行きのバスは9時35分発時刻通りに行ってもぎりぎりです。

 

 センターの職員さんにお尋ねすると、このCコースは607号線を通るのでよく遅れるということでしたが、それならこのシャトルバスの発着時間をもう少し余裕を持って設定できなかったのかと思いました。

 

 タクシーでイオンモールに行き、帰りは11時52分発のバスに乗り、福祉センター12時2分のBコースのバスに乗り、商工会前15分着。徒歩で12時半には家に到着。

 

 6日はR長者原駅から乗車できるAコースで体験。こちらはスムーズに福祉センターに時間通りにつき、無事シャトルバスに乗ってイオンに行きました。ところが9時45分には着いて、10時開館のイオンモール前で15分ほど待ちました。

 

 これなら、昨日乗り損ねたCコースからの連結不十分さを補うために、福祉センター9時35分発を45分発ぐらいにしたらどうかと思いました。駕与丁横の道路は渋滞が発生するために本来ならば7分ぐらいで行くところを25分間と見積もって時間を設定してあるのです。

 

 このシャトルバスの目的は住民アンケートにより考えられたもので、車のない町民の方がイオンモールへ行きやすくできるようにするために新設されたコースではないでしょうか。

 

 乗り継いでシャトルバスに乗りイオンモールに行けると思った町民の方が、間に合わず取り残されたという失望感を味合うことになるのですが、これはどうなんだろうとつくづく考えさせられました。次の便は1時間後なのです。

 

 一般質問をするので、行政職員、センター職員の方にヒアリングをしました。よく検討されたようなのですが運用に当たって疑問が残りました。

 

 6日は何の問題もなく目的が達せられてとても楽しくショッピングできましたが、台風対策は夫にまかせっきり。「えーっ?!」

 

 

 

2020年

9月

07日

パーティション(間仕切り)と段ボールベットのある避難所

 

 台風10号は粕屋町において被害はほとんどない状態で通過しました。ホッとしています。

 

 自主避難所の案内がホームページに出ていましたので、本日7日9時過ぎに、そのひとつの粕屋中央小学校の体育館へ行ってきました。

 

 6月議会において書面による一般質問通告書(回答も書面)を提出しましたが、その中でコロナ禍における避難所のあり方というテーマで、パーティション(避難所用間仕切り)などの購入を提案していましたところ、すぐに6月24日の臨時議会で予算化されました。

 

 実物はどのようなものか、またどのように使われているのかその様子を知りたかったの行ってきました。その様子を写真とともに報告します。

 自主避難所と避難された町民数

  • かすやドーム   94組 165人
  • サンレイク    21組  41人
  • こども館     23組  61人
  • 中央小学校体育館 4組   9人

 私が伺った中央小学校体育館は50組ほどのパーティションと段ボールベットが配置されていました。幸い、そんなに気温は上がらなかったようなので職員の皆さんもホッとしていましたが、実は体育館には空調設備がありません。今後の課題です。

 

 今回なぜ、ドーム、サンレイク、こども館と中心地に偏っていたのかというと、多分その空調設備がないことがが課題だったのでしょうね。遠方の方にはふれあいバスを案内していましたが、バスにも制約があります。

 

 段ボールベットは思いのほか頑丈のようです。準備できていて本当に良かったと思いました。また私の提案がすぐに、こんな風に役立っているのを見るのは嬉しい限りです。

 

 授乳室が入り口の目につくところにあり、これもすぐに気がつきました。こういう配慮も嬉しいですね。

 

 

 

 

2020年

9月

03日

福岡青洲会病院 その後

 

 コロナ感染に関する福岡青洲会病院の、その後の状況をお伝えします。8月6日に職員の感染が判明した後クラスター発生となり、病院外来業務は一時ストップしていましたが、保健所の指示に基づき全職員のPCR検査を完了。

 

 陽性確認された職員はほぼ復職。9月1日より、一般外来、救急患者受け入れは中止のままですが、予約診療、健診センターの業務は再開されたようです。

 

 福岡青洲会病院ホームページ こちら→

 

 職員の陽性が判明した後、福岡青洲会病院は逐一ホームページでその経過を報告してくださいました。現在9報。おかげで安心して見守ることができました。ありがとうございます。

 

 この通知を受けて粕屋町がとても粋なことをしてくれました。福岡青洲会病院に粕屋町役場職員一同の応援メッセージが贈られたようです。

 

詳細は粕屋町ホームページ  こちら→ をご覧ください。

 

 私も何らかの形で応援をと思っていましたので、町民としてこのような配慮をとても嬉しく思いました。

 

 また、ホームページによると、台風9号はの暴風警報は午前3時20分に解除され、10分後には役場自主避難所を閉鎖されたようです。職員の皆さん、関係者の皆さん、お疲れさまでした。

 

 今朝のピース。この時期なので花は小さいのですが、台風にもめげず、けなげに咲いています。

 

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