2020年
12月
30日
水
12月29日より1月3日まで一般の医療機関は休診中です。この間、コロナ感染の疑いあった場合どうしたらよいのか、粕屋町のホームページを開きました。ところが相談窓口や必要な電話番号がどこにあるのか、なかなか出てきません。
12月28日にホームページの公式ラインアカウントを登録して友達申請をしている築上町からラインでお知らせがありました。
読んでみるととても安心感がありました。粕屋町とどこが違うのか、考えてみたいと思います。築上町の場合は住民の不安感に沿った、遭遇した場合に具体的にどうしたらよいかがわかる記述です。
早速応用して、築上町の伝え方で、粕屋町情報を本田がアレンジしてお伝えしてみます。築上町では登録申請している人に、このような形で直接あなたのもとに情報が届けられているのです。
本田のアレンジによる粕屋町の問い合わせ(案)
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●年末年始・夜間帯の体調不良時(新型コロナウイルス感染症に関することも含む)の対応についてお知らせします
12月29日(火曜日)から1月3日(日曜日)にかけて。年末年始のため、休診としている医療機関もあることから、急な発熱等体調不良があった際の対応についてお知らせします。
また年末年始は感染症予防を徹底し、健康に新年を迎えられるように努めましょう。
【37.5C以上の発熱や咳・痰・鼻水などの風症状がある場合】
現在、新型コロナウイルス感染症が流行していますが、37.5C以上の発熱や咳・痰鼻水などの風症状がある場合は、かかりつけ医、または下記の医療機関等へ事前に電話連絡したうえで、受診してください。
2020年
12月
23日
水
12月議会の一般質問で女性リーダーの養成について問いました。
男性にはリーダーとしての能力を磨く様々な機会が与えられています。人はその与えられた役職で大きく伸びます。その分責任も重いのですが。
ところが女性はでしゃばるなというネガティブな空気があって手を上げるのを控える方が多いのです。
女性の側にも流れに身を任せた方が楽な部分があり、あえて前に出ることを選択しない場合もまた多いのです。その分社会人としての能力を伸ばす機会を失っていると私は感じます。
ところが今、そのしっぺ返しが来ています。コロナ過で真っ先に首を切られるたのは非正規雇用の女性たち。また、8月の統計では女性の自殺率が異常に高くなっています。
コロナ過で夫とともに在宅勤務していても家事・育児は女性の方が負担している場合が多く、仕事ができなかったと嘆く方も多かったと聞きます。
育児も家事も互いに分担し、責任ある役職について仕事の技、社会性を磨く。その人の能力に応じてそれに値する仕事、役職が当てられ、男性と対等に仕事ができ、賃金ももらえる。そんな世の中にならないかと思います。
昨年デンマークに行って垣間見た社会。育児や介護は国の責任、仕事のスキルもみがけ、自由にいきいきと生きている女性たちに出逢いました。
アメリカでは女性の副大統領が年明けには誕生します。カマラ・ハリス女史です。11月7日の民主党勝利が決まった時の演説はすごかった。心を震わせた多くの女性がいたと思います。私もその一人。
「私は初めての女性副大統領になるかもしれませんが、最後ではありません。なぜなら今夜、これを見ているすべての小さな女の子たちが、この国は可能性のある国であるとわかったからです」
果たして日本はどうでしょうか。可能性を見出せますか。?です。
私たち大人の女性は未来のために、次の世代のためにリーダーとなる女性を育てる土壌つくりをしているでしょうか。これも?です。
更に私自身で言えば、「ノン」です。
目先のことばかり捕らわれて、そこまで考えるゆとりがありませんでした。ところが今年、コロナ過で多くの考える時間を頂いたことが幸いしました。今は少しずつ着実に前へ進む手立てを提案できる気がしています。
12月の一般質問は具体的な手立てとして、女性の「防災士」の養成を提案しました。詳しくは次のページで。
2020年
12月
20日
日
18日に駕与丁公園のツルバラの剪定作業をしました。バラサークルで手入れを受け持っている2つのツルバラの冬剪定です。
葉を落とし、伸びた枝先を20~30センチカット。誘引している枝からの分かれ枝の2芽を残し、これもずらっとカット。すっきりした枝を咲いてほしい形に誘引し直し、針金で止めます。
寒い寒い日で、しっかり厚着をし、ホッカイロも準備。でも実際は風がほとんどなかったので、作業は楽しく終わりました。
私の場合はたまにしか参加できないので先輩会員のやり方を補佐。はさみを持つ手よりもお口の運動の方が多いボランティア活動でした。
2020年
12月
18日
金
12月定例議会が15日で終わりました。少しずつ報告をしていきます。今日はその①として「シニア世代応援事業」についてです。
新型ウイルス感染症対策の一環として、65歳以上の町民(基準日12月15日)に来月中旬より1万円の商品券(1000円×10枚)配布されます。
対象者予定数は8,800人です。配布方法はゆうパックで、申請の必要はなく、ただ辞退者は連絡してくださいということです。
議員として受け取るのは気が引けますが、せっかくの事業、使い方を考えようと思っています。
2020年
12月
12日
土
12月定例議会は残り2日。議案の審査は終わりました。15日の最終日に採決があります。
今議会で提案された補正予算の中で、質疑が集中したのは旧焼却場解体工事の監理業務委託料583万円が追加になったことでした。
旧焼却場解体工事の経費については9月定例会で、2年間工事で8億7千万円(25年では2億6千万円だった)の増額補正案が可決済です。今回はその工事の監理業務委託先の事業者を変更するための増額補正です。
ひっくるめた予算の一部変更となっていることが、内容をわかりにくくしています。
当初は、現在設計修正業務を委託をしているA社にそのまま監理業務を依頼する予定でしたが、そのA社に会社運営の不透明な動きの可能性が出てきたために、大事を取って、他の業者を公募するための増額変更なのです。
もともと解体工事設計案が25年度当時よりダイオキシン除去やアスベスト処理で、予定金額が3倍以上に膨れ上がっているために「予算の増額」には敏感に反応する部分があります。
委員会採決では私はまだ態度を明確にしていません。
問題を整理してみると、監理業務委託は環境問題、地元説明会などで今後長期にわたって事業展開してくると思うので、項目としては独立して別の事業として考える方が良いのではないかと思います。
今裁判中の給食センター建設の問題はこの監理業務委託を軽視したことに起因するのではないかと私は考えています。
給食センター建設中の廃棄物処理の経費負担で問題が起きた時に、なぜ弁護士に相談しなかったのか問いただすと、その費用を汚染物質の調査に使っていたことが判明しました。
費用捻出のために、監理業務内容を軽視したことで問題が複雑長期化し、結局は住民訴訟にまで発展、現在係争中となっています。汚染物質が出るのは想定外だったのです。
旧焼却場解体工事がその二の舞にならぬように願いたいものです。
2020年
12月
05日
土
昨日より12月議会が始まりました。議案上程が終わった後、教育委員会から粕屋町の大川小学校教諭が起こした事件の報告がありました。先週27日はテレビで、28日は新聞で報道があったのでご存知の方も多いと思います。
16歳の少女が19歳と偽って「パパ活」というサイトに自分のアドレスをアップしていたのでしょう。それを見た教諭がアクセスし、1万円を渡してわいせつ行為をしたというもの。27日の福岡県教育委員会の発表は任命権者としてお詫びをし、懲戒免職をしたという報告でした。
大川小学校では保護者会を開き説明をし、こどもたちにもスクールカウンセラーによる対応が行われているとのことでした。
この事件で私が気になるのは16歳の少女と33歳の新任の教師の「パパ活」というサイトを使った出会いです。それぞれに何らかの事情を抱えてこういう事件に至ったのでしょうが、今後この2人はどんな人生を送るのでしょうか。
暗澹とした気持ちになりました。
日本という国は「性」というものがタブー視されているような気が日頃からしています。もっとおおっぴらに、もっと明るく語り合えていいのではないかと思っていました。
自然の感情・行動であり、性行動を通してもっとお互いを深く愛し合えるということをまわりの大人が伝え、またそのような環境を作ることができないものかと案じています。
今年3月に「男女共同参画後期行動計画」ができました。その中に
リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)に関する理解の促進があり、取組として
・思春期教育や性に関する情報提供を行い、若者や子供たちが、人権を尊
重した、生徒進退に関する正確な知識と情報を得られるように啓発
・男女が互いを尊重する教育を推進する
ことばに馴染みがなく、しかも性に関するもの、ということで何となく避けていましたが、せっかくの機会です。もう少し私自身学んで、この観点から町として何らかの取組ができないか提案しようと思います。
2020年
12月
02日
水
12月4日から12月定例議会が始まります。11月30日の月曜に議会運営委員会が開かれ、正式に日程が決まりました。
私の一般質問は9番目、9日の水曜日の9時半から始まります。通算63回目です。次の3月で4期目の活動が終わりますので、まとめも含めた形で内容を作りました。
①の質問は町長の公約「安心、安全の町づくり」の具体的な施策について
②の質問は男女共同参画後期基本計画について
③の質問は町政運営の財源確保のための中長期財政計画について
以上3点質問をします。
概略として町の運営方針、その発信力、また中長期的財政の展望。具体的には今後のまちづくりのカギとなる女性のリーダー養成、また相談窓口設置(ジェンダーバイヤスなど)について、そして災害時における情報伝達について尋ねします。
いつものごとく結構盛りだくさんとなりました。3か月に一度の、直接町執行部に問いただせる貴重な機会。しかも全町民への生中継配信、会議録も永遠に残ります。
箱田町長は、まず質問をきちんと受け、答弁者につなぎ、その後フォローするという流れでをとってくれますので質問の内容、焦点が明確になります。
対する私も、こちらの思いに沿った回答を頂くことができなかったものは次回に、という流れをつくることができ、私にとってはやりがいのある相手です。
互いに切磋琢磨しながら町の将来について議論を交わし、実践できたらと切に願っています。