2019年

11月

29日

コペンハーゲンの喫茶店

 デンマークに滞在中は毎日朝食を6時30分から頂き、8時前にはホテルを出て観光・視察へ。

 

 この日は最初の日で街中をサイトシーイング。そしてちょっと喫茶店で一休み。視察ツアーのコーディネイターの長阿彌幹生先生のお気に入りのお店です。日本ではこんな雰囲気の喫茶店を見かけなくなりました。

 

 また、あったとしても時間的な余裕もなくなって待合わせに使うようなこともなくなりました。オーナーこだわりの内装。近くの通りで何とか咲き残っていたバラも見つけました。

 

 気温は7~9度。思っていたほど寒くありませんでしたが、風邪が強く、人魚の像を見るために海岸を歩いた後だったので、ホットチョコレートがとてもおいしく、体もあったまりました。国旗を刺してのおもてなし。

 

 デンマークではいたるところで国旗を見かけました。国全体のまとまりを感じます。赤と白、シンプルで類似性を感じます。案外近い国かも?!

 

 

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2019年

11月

28日

12月議会の一般質問提出

 昨日の27日に12月議会の一般質問を提出しました。9月に引き続き「5万人のまちづくり構想について」、新たに「令和2年度の予算編成方針について」です。

 

 今、粕屋町では5つの大きな計画を作成中です。その内容は今後5~10年間の粕屋町の流れを方向付けるものです。新事業はその中に盛り込んでいることが重要です。その方向性を粕屋町だけの考えではなく、富山、デンマークのように限られた資源をいかに有効に活かし、未来の子どもたちのために残していけるか、その観点を持って作成してほしいし、国もそのことを望んでいます。

 

 SDGsを学んでいると、これってどこかで謳ってたよねということが多いのです。当たり前に目標にして掲げていたことを国連が取り上げ、全地球規模でその目的に向かって進んでいます。最も重要なことは気候変動に対する対策ですが、子どもの健やかな成長、安心感のある老後、環境への配慮、循環型経済の発展などは聞き慣れた言葉です。

 

 何も目新しいことではなく、資源の少ない日本が長年培ってきたことを再確認して進めばいいのではないかと思っています。提出は10番目、多分12月10日の最後か11日のトップになります。お時間のある方は是非傍聴を、またはインターネット中継をご覧ください。

 

 今回は計画の各所管のそれぞれの部長、そして副町長にも質問を用意しました。

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2019年

11月

26日

 富山とデンマーク

 最初の写真は富山市の交通政策「LRT(Light Rail Transit)ネットワーク」の一翼を担う市内電車。後の3枚はデンマークのバス・自転車通行の写真です。デンマークは通勤、通学者の50%が自転車使用。子どもの保育園送迎にも。車道・自転車道・歩道となっていました。電車の中にも椅子を折りたたんで乗り入れられるようになっています。

 

 10月に富山市、11月にデンマークを訪問する機会に恵まれました。ともにSDGs(Sasutainbul Development Goals 持続可能な開発目標)の先進地です。行って気づかされたのは、国連で取り組む前から、両地ともにその課題を把握し取り組んでいた結果ではないかと思わされました。

 

 富山は急激な人口減少、デンマークは資源に恵まれない小国の生き残りをかけた戦略。市民、国民が事態の深刻さをいち早く把握し向き合った結果、いつの間にかSDGsの先進地になっていったのではないかと思われます。

 

 ともに寒い北国。冷たい風が吹きすさぶ地方で生きることの大変さと向き合い、助け合いながら生きている人々がいる、という印象を受けました。

 

 粕屋町の緩やかさは、何も特別なことをしなくても人口は増える、恒常的な、高い固定資産税収が支える町財政の安定性などが起因していますが、いつの間にかそのぬるま湯にどっぷりつかり、現状に追われて開こうという意欲さえ失っているのではないかと思われます。

 

 粕屋町のネックは交通事情の悪さ。まちづくりのどのアンケートを見ても「地の利はいいが道路事情が悪い」ということが前面に出ています。しかしながら地価が高く、市街化調整区域が多いことから開発が難しく問題を先送りにするばかり。

 

 あぜ道がいつの間にか生活道路となり、その整備は農地を宅地化、事業化した当事者任せでした。したがって歩道、側溝を町が整備するという発想・意識は薄く、狭い町道はそのまま。また粕屋町は交通の要所でいろんな方向から外部の車の通り道となっており、町全体の都市計画道路開発図はあるのですが、大胆な手法には手が出ず、現状維持。

 

 ただ国鉄がJRとなって、粕屋町が新たに4つの駅を新設した先見の明はすごいと思います。それに福祉の充実。これは近隣の自治体に勝っていて、今の人口増につながっていると思います。デンマークで垣間見た福祉のあり様にもちろん不十分なところはありますが、決して劣っていません。

 

 その利点を活かすまちづくりを今しなければ、また、今だからできるこのチャンスを活かしたいと思って、今年から来年にかけての、第5次総合計画、都市計画マスタープラン、第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略、男女共同参画計画などの作成に注目しています。

 

 

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2019年

11月

25日

8日間のデンマークツアー終わる

 11月17日からのデンマーク視察旅行は終わりました。往復の飛行機で2泊、デンマーク観光で1泊、残り4日間は視察です。スケジュールでは最後の日はオプションでスウェーデン観光が組んであったのですが、地域図書館を中心にひとりで街中をめぐりたかったので、フリーでコペンハーゲンの街中を散策。

 

 旅行の目的で唯一果たせなかったことは、このブログで毎日報告をするということでした。そのためにパソコンを持ち込み、携帯から写真を取り込むやり方を教えてもらったのですが、写真の量が多すぎて難かしく、限られた時間でしたので断念。

 

 携帯は韓国製のギャラクシーS10.今回のために新調しました。パソコンはMirosoft、Surface GO。こちらは8月に入手したのですが、まだ使い慣れておらず、不案内のことばかり。

 

 ただ1日目はFBに案内板を出し、このブログにアップできたことは良かったです。パソコンの先生にFBで「よかったですね」とほめて(?)もらったことが嬉しかったですね。私の師匠はクリスタルPC教室の中村晶子先生です。

 

 デンマークではすべての学校、施設でIT機器の導入が進んでいました。粕屋町議会にはプロジェクターがなく、毎回、総務課から借りる手続きをしなければなりません。パワーポイントで情報を共有しながら会議を進めることができたらどんなにいいだろうと、予算付けを申し込んでいるのですが議会全体でその思いを共有できなく、実現していません。ここから改革しなければと思いました。

 

 英語がほとんど日常語として通用しています。添乗員さんと、デンマーク人の案内人のソーレン・クレマン氏が一緒だったのでかなり専門的なことまで踏み込むことができましたが、パワーポイントの英語版も揃っていたこともあり、カギは言葉とパソコン。これは私、そして日本も学ばなければならないな、と感じました。

 

 デンマークでは良いところもたくさんありましたが、福祉の専門職の同行者から言わせると、日本は福祉の面では決して劣ってはいない、むしろ予算がない中でよくやっていると思う、とのことでした。

 

 私の感想は、個人、地域の努力は水準が高いのですが、それをシステム化、組織化していないために個人の努力で、そしてその場所で終わり、広がっていない。ここを何とかしなければと思いますが、根本は予算の問題、その上でのITの駆使。

 

 圧倒的な予算不足。デンマークでは税金の70%近くが教育・福祉に回っているようです。県の組織を廃止したこともあって政府と国民の間がとても近い感じがしました。必要な予算は政府から各自治体に直接降りるようです。国民のニーズを反映できる仕組みが整っているので、毎回85%前後の高投票率に結び付いているように思われました。

 

 訪問先は個人も含めると10ヶ所。今回かかった費用は西鉄観光へ支払った旅費40万円がほとんどと思われます。現地でに昼、夕食はほとんどサンドウィッチで、それも朝食をたくさんいただいているのであまり使っていません。ただ物価は消費税25%ということもあって高い感じがしました。

 

 訪問、観光は電車、バス、徒歩。この視察旅行の企画、そして責任者の長阿彌幹生先生から「本田さんの歩き方はしっかりしている、後姿を見たらわかる」とこれもお褒めの言葉(?)をいただきました。一日平均6時間近くを歩き回っても足は重くなりませんでした。時差ボケもなく、食事もよくいただいていたと若い同行者から言われました。ただ睡眠は2~3時間おきに目が覚めました。

 

 日にちごとに、項目ごとに報告できたらなと思っています。今日はこの辺で。

 

 

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2019年

11月

20日

デンマークツアー 視察第1日目

 朝食後8時にホテルを出て今日の目的地へ
今日の予定
  1. 障がい者教育
  2. 専門学校
  3. プレゼンテーション
  4. 家庭訪問
 今回のツアーは既存の公共機関を使っての移動。昨日のコペンハーゲン散策は6時間、1万5千歩以上歩いたと万歩計の持ち主は言っていました。

朝のラッシュ時。

デンマークは通勤、通学者の半数は自転車を使用。電車に自転車を持ち込ます。自転車持ち込みが可能な車両はガラス窓にマークがありました。

段差、車両とホームに溝はありますがそんなに大きくなく、女性でも気軽に利用できます。

 

 不要な場合は窓側に椅子が折りたたんでありそれを起こすと乗客は座れる仕組みです。

乳母車も同じように利用できます。

こちらの乳母車はほとんど4輪車。寒さ対策を十分にして寝せた状態でよく外出しているん姿を見かけました。

 

遠慮しないで乗車できるシステムが小さい子の保護者にはうれしいですね。

 

最初の目的地、障がい者教育で特別支援学校へ。

 広い敷地に平屋の建物が間隔を置いて点在。ついてすぐにティータイム。まずは温かいお茶とデニッシュを頂きながら学校の紹介。15~18歳のための学校。障がい者手帳はなく、州や自治体が必要を認めたら区別なくどのような障害であっても受け入れてくれ、その子にあった教育を受けることができるようです。A君に写真を写していいか先生が聞いてくださったときの、ちょっと恥ずかしそうな、それでもきっぱりOKの返事をしてくれた彼の学びはとても満足のいくもののようでした。

 

 とりあえず今日はここまで

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2019年

11月

19日

飛行機で11時間の国 デンマーク

 スカンジナビア航空で成田から出発。予定より30分早くコペンハーゲン空港につきました。夫の仕事に同行した2003年韓国が最後の海外旅行で、それまで10か国近く訪れた海外へはもう行くことはないだろうと思っていました。

 

 夫は専門分野で研究者仲間と立ち上げた国際学会のアジア代表をしていましたので、一緒に行き、学会中は一人で図書館巡りをしていました。結婚前も語学研修で4週間イギリス他ヨーロッパを回りました。

 

 しかしながら語学力はちっとも向上せず、むしろ専門で学んだことを恥じたい気持ちの方が強く、もう英語の学びは終わり、海外より粕屋町だと、まちづくりに猛進して来ました。

 

 ところが今回、急に気持ちが変わりデンマークへ。福祉、教育をもう少し学びたいという気持ちが強くなったのです。仕事の行き詰まり,また、教育文化研究所の長阿彌幹生先生のお誘いも大きかったですね

 

 同僚のN議員に触発されたSDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)の学びの中で、世界の中で遅れの目立つ日本の現実。また小さな国でありながら国民一人ひとりの思いが生き、あらゆる世界的な機関の調査で常に優位を占めているデンマーク、ともに衝撃的でした。

 

 常に投票率が85%前後のデンマーク、方や日本、そして粕屋町は40%前後。この差は何なんでしょう。学びたい気持ちに火が付きました。そしてそれをかなえる今の私の生活環境、感謝して飛び立ちました。

 

 11月17~24日の1,2日目の写真による報告です。可能な限り現地中継ができたらと、これも今回の挑戦に一つです。

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2019年

11月

17日

新しい扉

 今日成田からスカンジナビア航空でデンマークに行ってきます。往復2日間は飛行機、観光に2日間、残りの3日間はみっちり視察。長阿彌幹生先生のツアーで1日3件の訪問先が用意されています。

 

 何ができるか、どれくらい身につくのかわかりませんが、私にとっては70歳最後の事業です。新しい出発となるようしっかり学んできます。

 

 

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2019年

11月

12日

全員賛成で提言書改訂版を町長へ提出

 11月8日の全員協議会で議員全員の賛同を得て執行部へ町立保育所の建て替えに関する「提言書」を提出することになり、11日町長室へ。

 

 昨年の11月16日に提出したものを、1年かけて行政と審議を重ね、書き直す必要が出てきたので、改訂版を出すことにしました。

 

 本田は6月から新体制で委員長に就任。前委員長の鞭馬議長から引き継ぎ、行政からの報告を求め、委員会ごとに議員間の自由討議、調査研究ができるように努めました。

 

 以前のように国からの補助金が下りず、交付金という名目で様々な支援はあるというものの、その金額が明確でないし、要件が厳しいので執行部は建て替えに二の足を踏んでいますが、住民の皆さんの要望が強く、町長自身も公約に挙げておられるので、行政、議会とともに同方向を向いての審議を重ねています。

 

 中央保育所、仲原保育所の老朽化はひどく、一刻も早い建て替えが望まれます。今回の改訂版を出した大きな事案は建設場所の問題でした。

 

 昨年はある場所を提言していましたが諸条件により断念。結局以前から行政が提案してきた同敷地内での建設の提案、過去2度ほど執行部から出されていますが、民営化が条件でしたので、その都度反対が多く実現していません。今回適地が見つからないということで、議会も同敷地内での建て替えを推奨せざるを得ない状況となりました。

 

 依然と大きく違うのは町立で建て替えるということです。

 

 安全性、建設資金に関して問題が山積みですが、一つひとつ課題をクリアして、、子育て支援センターの機能を備えた「粕屋モデル」として、調査研究を進めます。

 

 昨年に引き続き、チーム議会としてまとまって行政に提案できたことは何よりでした。それだけ粕屋町が子育て支援に力を注いできた流れがあるからでしょう。大切にしていきたいものです。

 

 

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2019年

11月

10日

子ども中古衣料のバザー

 11月2日のわっしょいフェスタで、子どもの中古衣料のバザーを去年に引き続き行いました。主催は「粕屋町子ども・子育てフォーラム」で、中古衣料は昨年同様、町立保育所・幼稚園にお願いして譲っていただきました。今年は地域の子ども会にも声を掛けました。

 

 今回は回収の直前に大きな行事が重なったことで少し心配でしたが、何とかバザーできる品物は確保できました。その上、集める時も、販売するときも関わってくれた方々にとても喜ばれました。

 

 昨年は文化祭に合わせて2日間の開催でしたが、今年はわっしょいフェスタの日だけに絞り、小学校6年生のKくんも大人以上に、朝9時から4時近くまで有能なスタッフとして働いてくれました。売り上げは、1点100円、2時以降は50円にして15,750円でした。経費としてテント代1,000円を差し引いて、純益14,750円でした。

 

 昨年は障がい児保育の研修会の費用と決めていましたが、今年度はまだ未定です。できたら子ども全体で喜べる事業ができたらいいのかなとも話し合っています。

 

 赤ちゃんのものはあまり動きませんでしたが、小学校低学年用の要望が結構ありました。残った衣類はグリーンコープのファイバーリサイクルに持って行き、活かしていただきます。

 

 回収、販売を通して中古衣料の活かし方を皆さんに考えてもらうこと、そのことを通して仲間づくりができること、これはいま世界で注目を集めているSDGs(持続可能な開発目標、気候変動に対する対策)の活動につながると思います。

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2019年

11月

08日

近江八景 唐崎の松

 今回は気持ちに余裕がありましたので朝食前に近江八景の一つである唐崎日吉神社の松を見に行きました。琵琶湖の湖面も見たかったのです。幸い天気が良く、澄んだ空気、晴天の青空に映える松、水面には漁をしている船らしきものも見えました。

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2019年

11月

05日

今年2回目のJIAMの研修で大津市へ

 11月5,6日の2日間滋賀県大津市にある全国市町村国際文化研修所(JIAM)で研修を受けてきました。

 

 テーマは「議会改革を考える」。全国から75人の自治体議員が集まっての研修でした。福岡県から福津市3人、そして私の4人でした。

 福津市はまだ議会基本条例ができていないので何とかしたいと、議会運営委員長さんである参加者のお一人が熱く語っておられました。粕屋町は平成24年にできましたけれど、運用の面でまだまだのところがありますので研修を受けたい常々思っていました。(研修費用は宿泊研修費7300円に交通費。政務活動費がないので自費です)

 

 また、早稲田大学名誉教授の北川正恭氏の講演がどうしても聞きたくて参加しました。その講演内容は「地方自治の現状と議会改革の動向」でした。

 

 切り口が面白く、世の中の動きの経済との動向に政治が絡む様々な内容にあっという間の90分でした。なぜ議会改革が必要なのか、実にわかりやすかったし、議会の持っている権限を見直さないといけないなと強く感じました。研修会のスケジュールです。

 早稲田大学マニュフェスト研究所全国自治体議会改革度調査によるランキング1位の芽室町議会の前議長の広瀬重雄氏、同じく2位の大津市議会議会局次長の清水克士氏のお二人の内容は、二元代表制における議会のあり様をとことん突き詰めて考え実行された内容で、力溢れるものでした。

 

 副議長選同数獲得したもののくじ引きで敗れ、任期残り1年半で何ができるのか、少しあきらめの境地にもなっていましたが、議会力の奥深さに触れ、まだやれることがあると背中を押された感じがしています。

 

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2019年

11月

04日

私のブックリサイクル

 粕屋町立図書館では昨日(3日)ブックリサイクルがありました。文化祭と同時開催になったのを知り不思議な懐かしさを覚えました。

 

 20年前の図書館設立時に図書館応援団としてボランティア活動をしていた「図書館フレンズ粕屋」の活動資金を集めるために、私たちの会ではブックリサイクルを文化祭開催時に中央公民館の2階で行い、寄付金を募っていました。

 

 図書館ができてからは町立図書館が収集・無料配布を図書館まつりの一環として毎年10月第4週にしていて、フレンズの会では本の提供と整理ボランティアとしてお手伝いを続けています。私も一町民として本を持って行っていましたが、実は5年ほど前から別の形で古本を役立てています。

 

 収益金が東日本の大震災の復興に役立つ、古本を提供することでその収益金が陸前高田市の復興図書館の図書費になるということを知って、古本を送っています。

 

 今年は特に70歳の身辺整理をしましたので今までに2回、段ボールで6箱、約260冊の本を送り、6千円ほどの売上金を図書費に寄付したことになりました。陸前高田市の図書館から金額を明記したお礼状が届いています。

 

 陸前高田市立図書館は開館して2年、こうして集まった図書費は今まで4千7百万円以上になっているようで、今後も続くとのことでした。また図書館のFBに「いいね」を押すことで、細やかではありますが一つの復興支援として楽しんでやらせてもらっています。

 

 前回紹介した船橋村立図書館、また指定管理者がツタヤで有名な武雄市の図書館、そして粕屋町の図書館は2000年開館で今年ともに20周年になります。図書館設立にかかわって23年、私は図書館づくりを支援し、その活動を見守ることでまちづくりの奥深さ、楽しさを知り今日まで来ています。

 

 それぞれの図書館が今後どんな展開を見せ、地域の皆さんのまちづくりの拠点として発展していくのか楽しみにしています。

 

 参考までに陸前高田市立図書館のホームページを案内します。 → こちら

 

 古本を集める「夢のプロゼクト」の案内があり、その経過説明で図書館が震災からどのよう立ち直ってきたかがわかりますので是非クリックして見ていただきたい、また、見ていただけることも復興支援につながりのではと思います。

 

 昨年の10月に様子を見に行きました。とても素敵な図書館ができて嬉しかったのですが、かさ上げした市街地に立っていますが復興はなかなか進まず、昔の街の賑わいを取り戻すにはもう少し時間がかかるようです。 

 

 

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