2018年

5月

31日

災害時の弱者救済と男女共同参画

 5月30日春日市クローバープラザで「「避難所の運営に女性の視点を生かす」というテーマで女性のための災害対応力向上講座がありました。盛りだくさんの内容でした。

 

 キーワードは「災害避難所」・「女性」・「男女共同参画」の3つ。その3つがうまく融合した内容で、すぐに活用できる事例もたくさんありました。アプローチの仕方はいろいろあると思いますが、私がすぐにでも取り組みたいと思ったのは「避難用物資使用体験、学んで・使って・役立てよう」でした。

 粕屋町指定のゴミ袋でできるレインコート、要はカッパです。あっという間にできました。はさみでジョキジョキ、5分もかからない。その他輪ゴムとキッチンペーパーでマスク、レジ袋でおむつカバーなど。公民館で子どもたちと作りたいと思いました。

 

 2人の女性の報告は実体験からの内容なので迫力がありました。避難所での暮らしは「日常生活の延長」だということ。女性のリーダーのもとでの成功例が聞けたのは有意義でした。  

 

 熊本地震では避難所生活は4か月。その後仮設住宅に移っての生活ですが、避難所で活発に動けた人、仲間づくりができた人は、仮設住宅に入ってもスムーズな生活ができているが、そうでない場合は精神的に追い詰められる方が多いとのこと。

 

 災害が起きてパニックになった場合、今までの生活が凝縮した形で浮かび上がってくる。DVが仮設住宅でひどくなるという報告もありました。女性の視点からの生活のアピールを常日頃から発信しよう。そうすることが、災害の、2次、3次被害を少しでも軽くする道になると確信。

 

 25日に長者原下区の公民館で自主防災組織の講座が開かれた。粕屋町の災害防災官の城さんが、非常に高い確率で次なる地震災害が起きることを予測されていた。それは今から5分後かもしれないのだ。悠長に構えてはいられない。

 

 

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2018年

5月

30日

6月議会に向けて

 5月28日に議会運営委員会がありました。毎回議会開催初日の週の月曜日に町執行部からの議案提案があり、議会はそれを受けて議会日程を決めるのです。

 

 前回2月26日は町長は欠席、副町長が病状を説明をするだけでしたので、私は3月議会欠席であれば職務代理者をきちんと立ててほしいと強く要望しました。2月の臨時議会の時のように欠席のまま進められ、責任の所在がはっきりしない状態では組織として機能しないとの思いからです。

 

 結果的には皆さんもご存知のように初日出席、それ以後職務代理者を副町長にして町運営を進めました。そして4月9日から病状回復で登庁、任務開始。1週間後に副町長の職務代理者の任務は解除という流れになっています。

 

 現在はリハビリを励まれ、リハビリのためにときどき通院しながら登庁は通常通りということのようです。12月19日発症以来、様々な憶測とともに町長の進退まで及ぶ危うい状態がありましたが、無事今日を迎えられたことにホッとしています。

 

 ただそれはソレ、これはコレと6月議会に向けて町長に問いただすことへの準備は怠りないようにしようと肝に銘じています。

 

 病気はどのような形で発症するか予測はつかないのですが、町長は公人、粕屋町のリーダー。その自覚をもって日常の業務にあたってほしい。もしやむを得ず病に倒れたのであれば、その間組織がきちんと運営されるように指示をするのも長たる役目。今回それがなされたかどうかは6月議会の対応ではっきりするでしょう。

 

 私は当初予算案にたった1人反対でした。その反対答弁も長すぎるとの議長の指示により中断され、中途半端に終わっています。途中1回待ったが掛けられ、その後当初から10分立ったからという議長の発言で中止。13年間の議員活動でこんなことは初めてでした。

 

 当初予算を反対するのは並大抵の気持ちではできません。何せ210人の町職員の今後1年間の仕事に影響するのですから。熟考した内容を発言したつもりですが、どの程度町の皆さんに理解してもらえたか。その残念な思いも含めて、一般質問にまずはその内容で町長に問いただします。

 

 2問目は前回の一般質問で町長の答えが返ってこなかったので、再び質問します。就学前の子どもの施設計画の見直しについてです。私の一般質問は6月4日の午前10時30分開始となりました。

 

 今回の一般質問の通告はなぜか出足が遅く私は2人目でした。母が入院しなければ幕張の研修所で「政策の企画立案」という研修を2泊3日で受講する予定でしたので通常より早めに出したのですが、それでも受付日から3日後だったのですよ。受付終了日の24日近くにドッと出て合計12人の登壇となりました。

 

 

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2018年

5月

22日

駅前ロータリーのバラ

 JR長者原駅前にバラの花壇があります。普段はバラサークルの一員として手入れをしているせいか美しさを愛でるというより、バラの咲き具合い、花後の様子、雑草などが気になっていましたが、ここ数日は様子が違いました。

 

 92歳の実母の突然の入院。もともと不整脈があったのですが突然脈が遅くなり心不全になりました。肺炎も併発。感染症の疑いがあるのでペースメーカーを入れる手術ができない状態が17日の夜から続いています。少し持ち直し、今は小康状態でちょっとホッとしています。

 

 気の重いお見舞いの帰り、エレベーターから出て真っ先に目に入るこのバラの風景。「ああ、帰ってきたんだ」という安ど感。夕日に映えるバラが物悲しく見える時もありますが、ホッとさせられることも多い。癒される日々。見る者の気持ちのあり様でこんなにも違うものなのか。ここにバラがあってよかった、とつくづく思いました。

 

 右側のミニバラは「マザーズディ」という品種です。普段はハイブリットティの大きな花の美しさに心が動きますが、今はこんな愛らしい小さな花が何より。耐病性に優れているというこのバラに願いを託します。早く良くなってね、お母さん。

 

 

 

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2018年

5月

14日

グループ討議 

 12日の夕方6時よりサンレイクで議会報告会が開かれました。第1部は30年度の予算審議の報告、質疑も含めて20分。その後終了8時30分までのほとんどを第2部の意見交換会に回しました。参加者は34名。少ないという反省が出ましたが、私にはこの議会報告会の流れがとてもいい方向に進んでいると思われます。

 

 意見交換会では前もって案内した8つのテーマに沿ってグループ討議をしました。私は「就学前の保育」担当で、参加者は4~16歳までのお子さんのいらっしゃる女性の4名。サブテーマとして障がい児保育と幼稚園の3年保育。

 

 テーマが抽象的で大まかだったので、現状、課題、今後の方向性、提案という流れを決め、まず最初に共通理解を深めるために、子どもの人口、療育関係などを表にした本田作成の資料で現状説明をしました。それから付箋にそれぞれの思いを書き込んでもらって模造紙に貼り付けました。

 

 その後、ワイワイ、ガヤガヤのグループ討議。これってちょっと違うんじゃない? いやそれでいいんじゃない、えっそうなの、うーんなかなかいいね、これって私が思ってたこと・・・・・

 

 そうやって分類をし直し、さらに一つひとつの内容の吟味。ここが貴重な時間でした。当事者の素朴な生の声、また、当事者から見た行政のあり方への感想・意見、そして提案。それを生で、しかも議会行事という公の場で聞けることのありがたさを痛感しました。

 

 この後、出たそれぞれの意見は各常任委員会で審議します。前回の11月分はすでに議会のホームページで現状報告をアップ、バーコード付きでスマートフォンなら誰でもどこででもアクセスできます。今後も議会の課題テーマとして審議を続け、最終的に政策提案まで持ち込めたらいいなと思っています。何せ議会は立法機関なのですから。

 

 私たち議員は自分の思い、支持者の思いを具現化するために議員になっているのですが、議会活動が長くなると一般の町民の皆さんから気持ちが離れていき、審議するうえで接触の多い行政の立場から物事を判断する傾向になるような気がしています。

 

 今日のグループ討議が議員間のグループ討議に発展し、粕屋町政に新しい風を吹き込めたらいいなと思っているのは私一人ではないと思います。

 

 

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2018年

5月

12日

フェイスブックの書き込みを再開しています

 いつまで続くかは自信がないのですが、4月半ばからときどきフェイスブックに近況を出しています。フェイスブックは返信が中心の双方向のSNSと解釈していたので、その返信に手間取って時間がかかり、面倒になり開店休業の状態でした。

 

 ところが2月より投稿が途絶えていた町長のフェイスブック、4月25日に投稿があるのを見つけ、町民の皆さんが待っているから発信を続けてという意味のコメントを、励ましの意味も込めて送りました。

 

 そいじゃホンダはどうなの、とネットサーフィンされそうなので私もホーム画面に書き込み再開、となった次第です。

 

 町長には病を克服する姿を町民の皆さんに伝えてほしい、病は誰にでも起きること、それにどう向き合うかで残りの人生、その人への評価が決まると思っています。病気を理由にしない、そんな生き方を貫いてほしい、そういう意味での応援はいくらだってします。何せ私は健康づくり担当の厚生常任委員長ですから。

 

 昨日の夜10時に投稿。すると、いきなり「いいね」が来てびっくり。これがフェイスブックの魅力なのかぁ・・・・

 

 ここ数日与えられたテーマの資料作りに頭を悩ましています。A41枚くらいの内容でとなっていますが、これまたむずかしい。でも面白い。

 

 ここからどう議論が発展するか、やってみないとわからない。

 

 多くの方のご来場をお持ちしています。

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2018年

5月

02日

接ぎ木で我が家の花になったグラハム・トーマス

 今日は一日中雨でした。多くのバラが雨に遭い、雨の重みでうなだれるもの、花びらが飛び散ってしまったもの、無残です。昨日、花瓶に挿しておいたグラハム・トーマス。落ち着いたティ系の香りのバラです。次から次に咲くのでこのバラは切り花にしても大丈夫。

 接ぎ木も花瓶も家人作。

 

  薔薇ノ木二

  薔薇ノ花サク

  ナニゴトノ不思議ナケレド 

                                      =北原白秋=

 

 

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