議会だより視察報告

 10月31日・11月1日は広報常任委員会の視察で、神奈川県開成町、山北町に行ってきました。

 

 2町とも全国町村議会広報コンクールで表彰された議会です。また、女性議員の占める割合は開成町25%、山北町33%でした。※粕屋町12.5%

 

 開成町はインターネット配信について、山北町は紙媒体の議会だよりの構成について学んできました。

 

 開成町の参考になった点

  • 「読む」から「見る=魅せる」改革、広報誌とウェブサイトの両輪で広報改革
  • 広報誌はサイズを変えてタブロイド判
  • ウェブサイトは議会独自のサイト開設、2クリックで得たい情報にたどり着く

  山北町の参考になった点

  • 言語や文章、小4・5年生でもわかりやすい表現
  • 一般質問の文字数300~350字
  • 隔月20日に町民が集いやすい駅前店舗やスーパーでのおしゃべりカフェ
  • 広報モニターの設置

 2町とも町民目線で。できる限り早い発行を心がけておられました。

 

 粕屋町で取り入れたいこと

 

①2町とも全員で広報活動に当たっておられましたので粕屋町でも取り入れたい。 

 粕屋町は半分の16名中8人、全員で取り組むことが改革につながるのでは

 

②議会改革の路線上に広報委員会活動が重要な位置づけとなっている。

 つまり議会改革なくして広報改革はあり得ないということです。粕屋町は議会基

 本条例を見直し、現在大幅な議会改革を断行中【議会局、政務活動費、議会傍聴

 事前予約なしなしetc.】議会モニターの設置は来年の予算に組んでもらえるように

 働きかけます。

③積極的に町内に出向き、FACE TO FACEでの活動を中心に据えておられました。

 この点についてはまだまだ不十分。来年4月の改選により新たなメンバーになっ

 て取り組んでもらえるようにします

 

 視察は必要ないと思われる町民の方がいらっしゃいますが、やはりリアルに対面して本音を聞くことは大事だなと感じます。

 

 2町とも女性の副議長、議長と議会の中枢に女性がいるということで、私なりに感じるものがありました。女性の存在ははあらゆる面で必要です。

 

 糟屋郡において女性議員を増やす試み、頑張りたいです。