マイナカードに国保保険証手続き条例の改正に反対しました

 12月2日に国民健康保険証の新規発行が停止になります。それに伴う手続きの改正案が議会に提案され、審査がありました。

 

 文教厚生委員会の議案審査では可否同数。9月19日最終本議会では賛成多数で可決しましたが、私は反対討論をしました。その内容をインターネット中継で案内できるかなと思ったらまだアップされていませんでした。多分25日ぐらいにはOK

 興味があったら見てくださるとうれしいです。

 こちら→粕屋町議会インターネット中継-録画中継再生 (jfit.co.jp)本田の討論は最初から12分経ったところです。(※9月28日追記)

 

 マイナンバーカードに国民健康保険証の紐づけは任意なので反対はしません。実際私も紐づけしています、最も一度も使ったことはありませんが。

 

  私は発行停止ではなく併用を勧めます。

 

 保険証でもマイナカードでも、どちらでも使える状態に国民の多くが慣れるまで、少なくとも5年くらいはすべきだと思います。受診先の病院でカードリーダーで識別する作業もトラブルが多いと聞いています。

  反対討論で言いましたが、サミットG7で紐づけしているのは日本だけ。多くの国はマイナンバーカードは持ち歩かないようにしているようです。なぜそんなにしゃにむに挙行するのか、と疑問に思います。

 

 私が特に心配しているのは、国民健康保険税を納めることができなくなった、あるいは納めない人への自治体の対応(年度ごとの切り替えが5年に延びる)が難しくなり、収納状況が悪くなることです。

 

 60年かけて築き上げた皆保険制度の存続が危うくなるのではと案じています。

 

 自民党の総裁選でも有力候補者が併用を慎重に、と言っています。

 

 今日気温は少し下がりました。草ぼうぼうの中に、にらの白い花。