黒点病で葉が黄変、落葉して無残な姿となった鉢バラ。
梅雨真っただ中、仕方ないのかもしれません。
右(下)の写真は5月に咲いた、この鉢のきれいな「ラ・カンパネラ」。
バラを愛し、一生懸命育てておられてもこの哀れな姿を見ればとてもいたたまれない気持ちに襲われるようで、栽培をあきらめる方が多くいらっしゃいます。
バラはヨーロッパの雨の少ない地域でこそ美しく咲くようで、降雨量の多い日本の夏には不向きの植物だと言われる方もあります。
が、こんな状況でも根さえきちんと育っていれば秋には再び芽を出し、11月には立派な花を咲かせる不思議な生命力のある花で、その力強さに魅かれます。
今年は農薬は一切散布していません。それでも葉がちゃんと残っている病害虫に強いバラもあります。
株を選ぶ段階からそのような苗を選び、できるだけ手をかけないで栽培する方法に取り組んでいます。