粕屋町では3月14日は小学校、8日は中学校の卒業式でした。
コロナウィルス感染症が5類になって式典もコロナ禍以前に戻り、それぞれに来賓として出席させていただきました。
おごそかな式典でしたが、以前よりも少し簡略化され、PTA会長のあいさつや保護者代表の謝辞もなく、児童生徒の卒業証書授与がメインでした。
その中で今までとはちょっと違って、女子生徒の髪型にポニーテールや三つ編みのおさげ髪がかなりの割合で見受けられ、ほほえましく思えました。
制服や髪形を生徒自身が決める取組が始まり、生徒会規則の変更で髪型や制服が少しずつ変わっているようです。
髪を長くしている女子が目立ち、小学校の卒業式では中学校制服のブレザースタイル(男女の区別なく、また制服にも見えずかっこいい)の児童も何人もいました。
12歳や15歳の皆さんの前途はどんなことが待ち受けているでしょうか。希望溢れるものばかりでなく、むしろ多難なことの方が多いのではと心配しています。
自分を好きになること、自分を認め、自分の気持ちに正直に、その上で自分探しの道を続けてほしい。そして日本という狭い世界での価値観に縛られることなく、失敗を恐れず、世界に向かって進んでほしいと思っています。