原発反対運動、珠洲市の場合

 下の図は東京新聞による画像です。

 

 珠洲市にはかって関西、中部、北陸の3電力が協力し、100万キロワット級の原視力発電所を計画がありました。1997年に誘致計画が発表されましたが、2003年には建設反対運動により阻止できたということです。

 

 

  神戸大名誉教授(地震学)の石橋克彦さんは先月、市民団体のオンラインセミナーで「もし原発が建設されて稼働していたら、東京電力福島第一原発事故を超えるような原発震災、広域放射能災害が起きていたかもしれない」と指摘されたそうです。

 

 3電力会社による計1000万キロワットの原発基地構想もあったとして「ここにあったらとんでもないことになっていました。日本は滅びてますよ」。そう語るのは原発予定地にあった寺の住職で反対運動の中心になっていた塚本真如さん(西日本新聞2/20)。

 

 また、毎日新聞1/27の記事では、金平茂紀氏が、1970年代から大規模原発建設計画があり、着工寸前の局面まで電力会社による様々な工作が行われていた。数の上では少数派だった住民たちが命がけの反対運動を展開し、計画は2003年に白紙撤回された、と書いています。

 

 「未然に防いだ原発事故」、「西日本を救った人たち」2つの新聞記事の見出しです。

 

 ふるさと能登を守るための壮絶な反対運動だったと推測します。そしてその結果、その住民たちの気概が日本を守ったと断言できます。

 

 2月18日にサンレイクで福島を忘れない3・11かすや上映会2024による「国民の選択」という映画・講演会に行って改めて原発の危険性を感じ、私自身も何らかの形で、再度原発反対運動に加わわらねばと思いました。

 

 粕屋町は現在「地球温暖化対策実行計画」を策定中です。再生可能エネルギー対策も含まれて、その計画に基づいた事業が2024年度予算に反映されていると思います。

 

 3月1日から始まる議会の予算審査での町の提案を楽しみにしています。

 

 身の回りのできるところから声を上げたい。そして、ありがとう 珠洲市の皆さん!と感謝の気持ちを伝えたい。