1月7日は午前9時より消防団の出初式、11時30分より成人式が開催されました。出初式は粕屋東中学校のグランドで、成人式はサンレイクで行われました。
コロナ感染対策も5類に移行し、今年は通常の開催ができたような気がします。
印象的だった4人のメッセージを紹介します。
●箱田町長 (出初式)
「おめでとうと言えない年明けとなりました。粕屋町からは5日に2名の職員が救援物資を積んで能登半島に出発しました」との嬉しい報告。
●安河内達消防団団長
出初式の最後、の謝辞の中で、「消防団不要と言われる方もありますが、地域防災の要として私たち一同、粕屋町を守っていきます」という力強い言葉。
●小池議長
成人式では「みなさんの関心が薄まると政治はさらに遠くなります」と投票の呼びかけ。
●特に印象に残った青年団の林笑理団長のメッセージ
「青年団は18~22歳のメンバー、ほんのちょっとの先輩なので皆さんに言えることはない特にないのですが、青年団を一つのコミュニティにと活動しているので気軽に参加してほしい」という内容でした。
詳しくはわからないのですが、社会教育団体として一時は活動を休止していた青年団。それを盛り返して現在は13名で活動しておられる様子。人には複数の居場所が必要、その一つに青年団を考えて気軽に入団を、と何とも斬新な呼びかけです。
ふるさと粕屋のために感謝を忘れずに地域のために頑張りましょうというような呼びかけが多い中、シンプルな言葉での、しかも説得力のあるメッセージ。心にグッときました。
若い時は誰しも希望に満ち溢れていると思われがちですが、今の世の中は不安要素が一杯。そのような時に複数の居場所があることが必要と、彼女は20歳の若者に伝えました。とても新鮮で私も今の青年団の活動に触れてみたいな、団員の皆さんと話してみたいなと感じた次第です。