藁(わら)工芸の作品を町に寄贈

 粕屋中学校の同級生、そして藁工芸を芸術の域にまで極めたわが友、中村俊二さんが町に作品を寄贈されました。

 11月にサンレイクで個展を開かれましたが、その時のテーマは「水と龍」。来年は辰年なので、ご自分の作品を町のどこかに飾ってほしいと町長室を訪問。私はその付き人。

 町長室を付き人で訪問するのもなかなかいいものです。

 

 稲わらや田んぼ、稲刈りなどの話題を中心に、現役のコメ作り農家である箱田町長、兼業農家の娘だった私、そして赤米の植え付けから、8月の青い時に刈り上げ、日干し、それを藁工芸の材料にまで仕上げる苦労話を熱っぽく語る中村氏。

 

 こんな楽しい語らいができるとは、粕屋町育ちならではかな?!

 

 武者小路実篤の
「龍となれ 雲自ずと来たる」~高い志を持って物事に当たっている人は輝いている。やがて気高い龍となり、雲が龍によって来るように人も自ずと寄ってくる~

という言葉を添えての寄贈でした。