戦争をさせない平和外交を

 本日8月15日は敗戦記念日。新聞によると78年前の15日は35度の猛暑日だったようです。そして韓国では独立記念日となっています。

 

 最近気になっているのは積極的平和という言葉。日本社会における、軍事力を背景にした平和の維持という流れの台頭です。

 

 78年前の日本では武力によらない平和が念頭に置かれ、戦争放棄を謳った平和憲法が作られました。日本が希求すべき国家像は再び戦争をせず、他国にもさせない世界平和を目指すことではないでしょうか。

 

 そのために何ができるか。

 

 私が今思っているのは英語力、コミュニケーション力のアップ。

 

 小学6年生と中学3年生を対象にした全国学力テストの結果を文部科学省が公表。今年は4年ぶりに中3で英語が実施されたそうですがその結果が思わしくないようです。

 

 「話す」での平均回答率は12.4%にとどまり6割超の生徒が一問も正答できなかったとのこと。その子供たちが大人になった将来、どんな困難が待ち受けているか、世界の中で孤立します。

 

 武力によらない平和構築は国際社会の中で他国とのコミュニケーションをとりながら平和を希求するというのが基本です。

 

 それなのに英語で説明できない、となるとどうなるか。そう、せっかく勝ち得た国際社会での信用も失墜する恐れがあります。

 

 これからの子どもたちへの実践的な英語教育の充実、国際標準における教育力のアップ。平和外交の旗手を育てたいですね。 

 ピースという名のバラの花です。連日の悪天候にもめげずに咲いてくれています。