線状降水帯の真下近く

 今日は13日。やっと雨は収まったようで、朝日がさしています。昨日まで、雨、雷が続き、10日未明から3日目にしてちょっと一息。

 

 粕屋郡は幸いにして被害はなかったようですが、久留米市や唐津市では痛ましい事故がありました。心からご冥福を祈ります。

 

 10日の1時過ぎ、凄まじい雨音と雷で目が覚めました。そのあと1時間ぐらい続いたでしょうか、眠れず起きて雷の影響が出るかなとパソコンをシャットダウンしました。

 

 ところがその後起動せず、メーカーに電話して修理に出しました。戻ってくるのに10日以上かかるとのこと。落ち着きません。パソコン一つでそうなのですから、被災された方は本当に大変でしょう。

 

 7月1日もまた夜中に雷の音で目がさめました。昨日の友の話では友の家の近くに落ちたとのこと。天を裂くような音で目が覚める日が続いています。大自然の恐ろしさに、予報も何もなかった時代の人々の暮らしはいかばかりだったでしょう。

 

 報道によると、線状降水帯の予測は困難で、避難指示の遅れによる事故もあったようです。予想の2倍以上の400ミリを超える雨量や降雨のピークの予測のむずかしさが突き付けられたとのこと。

 

 自治体の避難指示の発令は午前7時前後、ところが私も遭遇した雨は午前1時から猛烈な勢いで降っていたようです。「外が暗い時間の避難は危険が伴うため、明るくなるのを待って指示を出した」とのこと、雨量の勢いがこんなにすごくなるとはだれも予想できなかったのでしょう。

 

 自治体の職員の皆さんのご苦労を思うと、「自分の命は自分でまもる、命の危険が及ばない行動を」というメディアから発せられる言葉が改めて身に沁みました。

 

 下の図は10日の粕屋町ホームページの防災緊急版です。一日中アップしていました。とても便利で参考になります。粕屋町の災害新着情報はもちろんのこと、福岡全域の気象・災害情報、交通情報、ライフライン情報など、とりあえず必要なことはアップされ、頼りになるツールとなっています。