5月21日は粕屋町中学校2校の体育祭、粕屋東中学校に出向きました。
朝8時20分から始まり、12時30分には終わりました。午前中で終わるというのは良い流れだと思います。
競技はほとんどがリレー、障害物競走、縄跳びです。組体操・ダンスはなくてブロック別の「よさこい」がメインの体育祭という感じで、それがまたとても良かったです。
生徒の一人一人の踊りに込める熱情が伝わってきました。優勝を勝ち取るために日ごろからブロック別に自主的に練習を重ねたのでしょう。
本番での気合の入り方は、今まで見たどの年度の場面よりすごかったように思います。多分、体育祭=よさこいという、1点集中で練習に励んできた成果ではないでしょうか。
3年生がトップに出てきますが、その生徒たちの飛び出してきた時からの、手・足・表情どれをとっても全身隅々までエネルギーに溢れていて、「やるぞー」という気合に心打たれました。
5分くらいの群舞にこんなにも真剣に燃えて踊る「よさこい」は多くの大人の心に残るものだったと思いますが、体育祭の終わりに体育委員長が「自分たち3年生の務めは果たした。あとは君たちの番です」と、1・2年生に語り掛けていたのが印象的で、スピーチが終わった後のそれに応えるかのような全員の拍手がこれまたすごかった。
校長先生もその拍手のことに触れて、「鍛えて・ほめて・励ます」教育実践ができたことをとても喜んでおられました。
また私が感動したのは最後の校歌斉唱。その歌声が、心を合わせた声が遠く、遠く大空の果てまで響き渡ったのではないかと思えるほどでした。
ジーンときました。まさか最後の最後にこんなお土産をもらえるとは。