先進国で同性カップルの法的保障がないのは日本だけ。アジアでは台湾が2019年に法制化、すでに30の国・地域で結婚の平等(同性婚)が実現しているという。なぜ日本では認められていないのか。
民法の存在、規定によるということだそうだ。
婚姻しようとする二人に対して「夫婦が」という表現、つまり男姓と女性、異性同志になっているから、同じ姓の同性婚の婚姻届けは各自治体において受理されてされておらず、同性婚は認められていない、ということだそうだ。
そのことが個人の尊厳を妨げている、違憲ではないかと裁判闘争が全国で行われている。11月14日に福岡県女性議員ネットワークの研修会で講師となられた「まさひろさん、こうすけさん」そして九州訴訟弁護団による裁判では、来る12月8日に結審がおこなわれる。
好きな人がたまたま同性であるだけで、異性のカップルと何ら変わらないのに認められず、多くの不利益を生じているLGBTQ(性的少数者)の人々。
なぜなんだろう?
ならばせめて、パートナーシップ制度を導入して、可能な行政サービスを受けれるようにしようという取り組みが始まった。全国で200以上の自治体が導入し、粕屋町も今年の4月から開始し、今現在1組のカップルが登録されている。
しかしながら、いくつかの行政サービスを受けられることが可能となっても、法律で認められない以上、困難は続く。
すべての人に結婚の自由を!
今朝のバラを紹介。黒真珠という品種。昨夜の雨に濡れて、涙をこぼしているよう。