教育の日の参観 電子機器の活用

 11月12日、粕屋町は教育の日でした。小・中学校6校の公開日で、来賓として、また図書館ボランティアとして参加しました。

 

 コロナ禍で、地域に公開されるのは3年ぶり、最近は学校を訪れる機会に恵まれなかったので、ダイアロジック・リーディングを学んでいる図書館ボランティアも学校の許可を得て一緒に見学しました。

 

 午前は中央小学校と午後は東中学校に行きました。両学校とも、各教室に電子黒板を配置してあり、それを使った授業が多く、楽しい授業展開がなされていました。

 

 各自の机の上のタブレットが用意され、子どもたちは先生の説明の合間に見ていました。鉛筆を使って、ノートに書くことも同時進行。また黒板も効果的に使ってありました。

 

 不思議な気がしたのはタイマーの活用です。黒板に設置。みんなができそうな時間設定を組み、長引くようであれば、新たにタイマーを設置するという、小・中学校ともそうでしたから、教育委員会全体でそのようなやり方を推奨されているのかなと思いました。

 

 時間を大切に、また共有された時間内に仕上げるというスキルを高める取組などかな、といろんなことを示唆する取り組みとなっていて、とても興味深いものがありましたすね。

 

 従来の授業の展開に、電子機器を導入した授業、学びのツールが多くなることはそれだけ可能性も広げることになり、子どもたちも様々な角度から学べるのかなと、ICT教育が進んでいる実感を得ることができて良かったです。

 

 またそれぞれの学校の廊下・教室などの整理整頓が行き届き、掃除も良くなされている様子がわかり、すがすがしさを感じました。

 

 東中学校のトイレの前の木の格子がとてもしゃれていて、画一的な教室の並びに和み、ほっとする空間を作っていたのも印象的でした。

 

 児童・生徒は活発な発表をしていました。子どもたちが自分の思いを表現するスキルの必要性を再確認させてもらいました。

 

 読み手と子どもの質疑を通して、確かな自己表現力を身につけるという絵本の読み聞かせ、ダイアロジック・リーディングの取組に今後一層力が入りそうなボランティア仲間の反応でしたよ。