結婚の自由をすべての人に

 今日は裁判傍聴の日です。傍聴券をもらうために9時には裁判所につきました。2番目に並んで待ちました。整理券申込者84人、定員84名、ちょうどで抽選はなく、無事傍聴できました。

 

 日本で同性婚を求める訴訟が福岡でも行われています。今日は原告団尋問の日。原告には3組6人の当事者とその内のお一人のお父様。

 

 9時に裁判所につき、裁判は10時30分から15時40分まで、その後弁護士会館で1時間の報告会という長丁場でしたが、原告の方が6人6様、それぞれの立場で尋問に応えられてことで問題の本質がわかりやすく、胸に迫ってきました。

 

 何度か傍聴席からすすり泣きが聞こえました。原告の一人の、お父様の家族としての複雑な思いが、73という年齢がそうさせるのか、私にも痛いほど伝わりました。

 

 11月14日に福岡県女性議員ネットワークの研修会を開催しますが、今日の原告の方お2人、弁護士の方3人に講師になってパートナーシップと同性婚のテーマで講演をしてもらいます。内容把握も兼ねて、何が多くの人を苦しめているのかという調査もかねて傍聴に行った次第です

 

 見えないものを見える化させてくれた原告の皆さんに感謝したいと発言された傍聴人がおられましたが、私の気持ちを代弁してくださったようです。

 

 この問題に無頓着だった自分を反省しています。