5月28日は粕屋町の4つの小学校で運動会がありました。私は来賓として中央小学校の運動会に出席しました。
ブログラム3の校長先生の話。
突然に、「みなさーん、元気ですか?」。校長先生の呼びかけに子どもたち「はーい」。
運動場中に元気な声が響き渡りました。
不思議な始まりの中央小学校の校長先生のあいさつの言葉。「元気ですか?」と問われればよほどのことがない限り「はい」と応える。まして相手は児童。周りのみんなの元気な声が、ちょっと不安だった子にも伝わり、そう元気なんだ、自分も頑張ろうという気持ちになったのでは。
3年ぶりの運動会。様々な制約の中で先生方はコロナ対策よりも熱中症対策を重視しておられたようで、細かな配慮がなされていました。運動会を3段階に分け、保護者は自分の子の時だけ観覧。その後すぐに入れ替わり。それが休憩時間にもなり、何度も水分補給の案内。
締めの終わりのあいさつでも同じように校長先生は「元気ですか?」、子どもたち「はーい」。続いて「みんなの元気な姿に先生たちからお礼の拍手」パチパチパチ。私たち周りの大人、保護者も一斉にパチパチパチ・・・・・・・・・・・。
静かな感動に覆われて、青い空がまぶしかったけれどもすがすがしさが残る運動会。
なんという教育スキルであろうか。
子どもたちの精一杯の演舞にウクライナの子どもたちのことを思った。私たち大人はこの子どもたちの未来を奪ってはならない。今できる精一杯のことをして平和な世界を築きたい、築かねばならぬ。
先生方の教育に傾けるひたむきな姿を目の当たりにして、私も自分に課せられた仕事を頑張らねばと強く思わされました。