10月21日付の九州大学からの報告です。
NHKニュースで報道があったようですが、病気療養中で知らなくて、同僚議員との話で知り、検索したところ以下のような内容がホームページにアップされていたのでお知らせします。
=結果報告の抜粋と報道内容の要約=
九州大学が原町農場の移転に伴い同跡地において土壌汚染調査をしたところ、土壌汚染対策法に基づく指定基準を超える物質が検出されました。このことにより農場跡地については、今後、福岡県から土壌汚染対策法に基づく区域の指定を受けることになります。
今回の対応を受けてモニタリング井戸の地下水の調査を実施しましたが、有害物質は検出されておらず、周辺の生活環境への影響はないものと考え、今後は関係行政機関の指導のもと、責任を持って万全な体制で土壌浄化への対応を進めます。
検査は令和2年12月23日~令和3年9月3日に行われたものです。
九州大学土壌汚染調査の結果の抜粋
原町農場跡地 土壌汚染地歴調査平面図(モニタ稟議井戸配置図)
以上です。
NHKの報道によると、汚染の原因はわかっていませんが、水質汚濁防止法が施行される昭和46年以前に行われいた排水が原因の一つとして考えられるとしています。
敷地内に8か所井戸を掘り地下水について検査をしましたが、有害物質は検出されなかったということです。九州大学は、周辺の住民に対し、土の入れ替え状況を随時、説明したいと話していたとのことです。
=よしえの思い=
粕屋町給食センタ―建替え時における様々な問題が蘇ってきました。
あの時土壌汚染の必要性がわかった段階で、もう少し丁寧な対応を行政に求められなかったかと悔やまれます。私たち数名の議員は業者との工事請負契約議案を、実施設計、要求水準書を公開した上で契約すべきだと主張し、継続議案とすることにし、議案に反対しましたが、賛成多数で可決。力不足でした。
きちんと調査し、それを公開し、その上で契約をしていれば、今も続く住民訴訟での廃棄物処理の件は発生しなかったと、残念に思われます。
が、良い経験をしたと思います。今回のことにも冷静に判断できますし、今後の対応の予測もできますから。