まだできることがあるというタイトルの新聞記事です。それによると 「最新の知見に基づいたコロナ感染症対策を求める科学者の緊急声明」が8月18日に、東北大や東京大の科学者ら40人によって発表された。ポイントは2つ。
新型コロナウイルスのデルタ株が猛威を振るい、感染拡大が続く。連日NHKのニュースでは重傷者の増大の数字ばかりが目立ち、感染抑制は万策尽きたように見えるが、まだできることがあるというのです。
不織布マスクと感染リスク
新型コロナは、感染者の口から放出されたウイルスを含むエアロゾルが滞留し、それを吸い込むことで感染する。若者たちに人気のウレタンマスクは、不織布に比べ、飛沫を吐き出す量も吸い込む量も2倍以上。布も吸い込む量が2倍前後。マスクをふょくくふにするだけで感染リスクは大きく減る。
屋内の換気とエアロゾルの濃度
換気は窓を開けただけでは不十分なことが多く、換気装置や空気清浄機が勧められる。機械的な換気は確実にエアロゾルの濃度を下げる。フィルターの清掃は欠かせない。
マスクや換気は政府も呼び掛けるが具体的とはいえない。声明を取りまとめた本堂毅・東北大准教授(技術社会論)は「政府のメッセージでは、効果のある対策が国民に伝わっていない。ロックダウンよりも前にやるべきことがある」と話す。
皆さんのお宅ではどうですか?私は外に出る時は「不織布マスク」つけるようにしました。