「みんなの生理」という運動から

 6月議会の一般質問で「困窮家庭に支援としての生理用品無料配布について」をテーマにしたのは、昨年のスコットランド議会の議決で、生涯無償配布が決まったこと報道に心が動きいたのがきっかけでした。

 

 議会での一般質問では、「困っている少女がいるのでは。学校のトイレに、トイレットペーパーのように自然にさりげなく常備しては」と投げかけました。

 

 学校教育課長の答弁では「養護教諭に聞いたところ、入手に困っている子どもの報告はなかった」ということでしたが、箱田町長が理解を示してくれました。

 

 「子どもからのニーズがないというのは全く需要がない、ニーズがないということではということではないと思います。調査をしながら気兼ねなく女子生徒にニーズが満たされるように、提案された件については真摯に受けとめ今後の検討課題とします」という答弁を頂きました。

 

 思いもよらぬことでした。

 

 こんな風に現状把握し、提案できるとは。まさに身近な問題解決型政治です。

 

 そして6月下旬。運動の輪は確実に広がっています。福祉政策だけではなく、ジェンダーフリーの立場からもっと発信していきたいと考えています。

 

 ユリの季節になりました。柿の木の下で日陰ですが、凛々しく咲き誇っています