生理の貧困

 突然ですが、生理用品の紹介です。アマゾンプライムからの情報です。

 

 薬局でお尋ねすると、だいたい月平均1人で700円前後かかっているようです。

 

 このナプキンを買えない、また買ってほしいと言えない女性・女児のニュースを最近目にします。

 

 「生理の貧困」というのだそうです。昨年11月に生涯無料配布を決めたスコットランド議会、イギリスでは今年の1月から非課税です

 

 6月定例議会の一般質問で「困窮家庭への支援としての生理用品無償配布について」をテーマに取り上げました。

 

 「基本はジェンダー平等で」を今任期のテーマとしている私にはうってつけの内容でした。この事柄には福祉政策ばかりでなく、ジェンダー平等の側面もあるからです。

 

 ほとんど男性で占めている議場で、しかもインターネット配信までされている場で、質問として取り上げるのにかなりのエネルギーが要り、気合を込めてできる最初にしました。

 

 結果としては思った以上にスムーズにいきました。対象を小中学校の児童・生徒にしましたので学校現場の状況などを問うたところ、調査をしていただけるようになりました。

 

 これには訳があって後押ししてくれる動きがあったのです。

 

 実は政府もこの問題の深刻さに気がついて、6月1日「女性活躍重点方針2021年」の原案に地方自治体地域女性活躍推進交付金を活用し、女性や女児に生理用品を提供することなどを盛り込み、6月中に正式決定を目指す、という報道があったのです。

 

 もしお近くで、困っていそうな少女を見かけられたらご一報ください。私自身は小・中学校の女性トイレに無償で提供できる機器を設置できたらと考えています。