ワクチン接種騒動①の続きを書くために4月28日より図書館で各新聞、週刊誌などを調べました。けれども、我が国のワクチン接種数などの具体的な数字の報告は見当たらず、続きが書けない状態でした。
ところが、先ほどこの記事を書くためにネットサーフィンをしていたところ、数字、グラフのアップを見つけました。NHK特設サイト新型コロナウイルスというところです。参考になりますので皆さんも是非アクセスしてください。下の3つのグラフはそのサイトから引用させてもらいました。
5月2日現在の日本のワクチン接種回数は3,459,719回でした。
日本においてワクチンの2回接種を完了した人は0.79%。グラフの作成上途中省いているようで、世界で60位という報告もあります。
その内、医療従事者の方で2回目終了した人は99万5,758人です。
これは医療従事者全体の20%、つまりワクチン接種に携われる医療従事者の方は全体の20%しかいないということです。
自治体がコロナ接種計画を立てても厚労省からの連絡が2転3転したり、肝心のドクターが少ないという事情、そのドクターさえも諸事情で当日お願いできなくなったらという不安感もあるようで、それもあって予約数を明確に伝えられないということを聞いています。
粕屋町では4月19日、26日と2回ワクチン接種予約受付を行いました。両日ともWebは5分、コールセンターは3~5時間ぐらいで終了。議会への報告ではピーク時では6,000件/時間ということもあったようです。
予想以上の方がアクセスをされ、つながらない、終了が早すぎるとの声を頂きました。それで調査を開始したのですが、ワクチンそのものの配布数が少ない、またその配布状態も不確定といったこともあったようで、自治体というより国の進め方に問題があったように思います。
さて、昨日の5月1日の新聞記事にはやっと明確な数字が報告されていました。
河野行革担当相は記者会見で5月下旬~6月末に全国の自治体に送る新型コロナワクチンについて2週間ごとの市区町村別配送量を明らかにしました。
それを受けて福岡県では5月10日の週から6月21日の週にかけ、高齢者140万人2回分の量が配分されるということになったようです。
粕屋町の8,543人の高齢者へのワクチン接種を6月末には完了できるという見通しがこれでやっと立った、という次第のようです。
ですが、これからも難問山積かもしれません。国の動き注視します。