ワクチン接種体制の補正予算可決

 

 1月25日に臨時議会が開催されました。3議案の審議をしました。その中の補正予算について報告します。

 

 主なものは新型コロナウイルスワクチン接種事業3億182万円です。ほとんどが国からの支援で不足分を町が補うという内容です。

  • 国からの衛生費負担金2億2,188万円(ワクチン接種費用など経費、限度額2,070円/人)、
  • 国からの衛生費国庫補助金5,930万円(新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金)
  • 町の財政調整基金から2,064万円

 

 事業内容としては粕屋フォーラム2階(視聴覚室)にワクチン接種事業事務室を置き、兼務ですが10人体制で担います。予約券発送や接種の相談、そのタイミング通知など。

 

 個別接種と集団接種がありますが集団接種は福祉センターで実施します。多くの人数を短期間で2回摂取しなければならないので、その事務作業にかなりの時間と経費が掛かります。

 

 接種順番は2月末から

  1. 医療従事者
  2. 高齢者
  3. 基礎疾患のある方
  4. 高齢者施設従事者
  5. 60~64歳の方
  6. その他

という説明がありました。高齢者施設従事者の順位が低すぎるのではないか、町で順位を変えられないのかと問うたところ、国が決めたことなのでむずかしいが、多数の自治体からそういう要望は出ている、という答弁でした。

 

 母がディサービスの施設に毎日通所してお世話になっているので、関係者の並々ならぬご苦労をほんの少しですが知っています。またクラスターの発生報告も多いので何とか早くならないかと思っているところです。