10月24日にバラサークルの視察研修で、北九州響灘緑地「グリーンパーク」に行ってきました。
このバラ園は320種、2,500株が咲く日本屈指のバラ園で、現在顧問をされている小林博司先生は、2年前まで粕屋町バラサークルの接ぎ木の講師もしていただいていました。
「紅葉の美しい時が、バラの花の色が最も美しい」と先生はおっしゃり、見頃はもう2週間後がベストということでした。それでもさわやかな風が吹き渡る園内は素敵なバラの香り、花々で溢れていました。
今回のハイライトは、グリーンパークの開園25周年を記念して小林先生が新たな品種を作出されたことでした。濃いピンクの中輪で、名前は「グリーンパークローズ」。
香りの強い品種と耐病性のある品種を掛け合わされたようで、名前は公募で名付けられました。
次にご紹介するのは、ここで出合うとは思わなかった美しいバラ、「ダイアナ プリンセス オブ ウェールズ」。我が家では15年ほど前に買って植えていましたが、尺取虫の仲間でホソオビアシブトクチバにやられて枯れてしまったのです。
今は別名「エレガントレディ」という名で出回っていますので、この旧名の名札を見た時はほんとに嬉しく、懐かしくなりました。
剣弁高芯咲きの、香りも強く、色も素敵で忘れられないバラ。
今は息子の2人の王子の、キャサリン、メーガン妃の話題がネット上に溢れていますが、プリンセスダイアナは回顧写真でいつ、何度見ても本当に美しく、ひとりの女性として精一杯生きた方でした。
良かった、ここで出合えて。