粕屋町清掃センター解体工事費予算額は8億7,340万円となりました。そのうちの3億4.936万円(40%)が本年度分で、9月補正予算に計上されました。
解体工事に関しては重い課題に直面しています。ダイオキシン、アスベスト処理など一自治体では対応できない問題もはらみます。
もっと国が調査、解体費用について助言、補助をしてくれたらと思いますが、現時点では仕方ありません。まずは町執行部の決断を応援しようと思います。
今は予算の段階で、入札後業者が決まり金額が決定すると、12月議会で工事費の議案が出て決定となります。
解体工事予算額 8億7.340万円の根拠となる説明の報告
●粕屋町清掃センター解体工事概要(9月24日の建設常任委員会)
平成25年度に解体工事を進める機運があったようですが、断念。その時の工事費の見積もりは2億6千万円でした。
今回の予算額は、環境基準が厳しくなったことや、昨年センター内の汚染水処理に3,500万円かかったこと、アスベスト処理工事費1億円、汚染土壌の除去に4億円など多くの内容をクリアする必要がありました。
●解体工事費概要(補正予算特別委員会での説明)
①見積依頼業者選定基準
・平成28年度以降九州管内で焼却施設解体工事実績を有するゼネコン
②見積もり方法
・清掃センター解体工事見積仕様書の作成
・業者による清掃センター現地確認
③3社の見積もり取得
・工種ごとに内訳額を明示
④適正確認
⑤採用額の決定
⑥諸経費の更生
⑦工事設計額の決定
・上記内容に基づき設計額を決定し、その金額の前払い金相当額(40%)
3億4936万円を本年度工事費として計上
以上概略ですが、できるだけ慎重に、けれども慎重になりすぎて業者よりにならぬように見守りたいですね。(下の写真は3月4日に建設常任委員会で視察したときのものです)