率直に、論理的に

 9月議会が28日に閉会しました。その中で決算に認定の議案に賛成討論したのですが、いつも長くなるので、論点があいまいになってしまうことが欠点でした。今回はかなり意識して、率直な思いを損なうことなく論理的にまとめました。

 

 説明が多すぎている気がするので、思い切って論調を変えました。まず全体を数字で報告。次に評価できること2点、本当はもっとあるのですが長くなるので絞りました。

 

 次に指摘と提案を1点、これもいろいろありますが、全体において説明事項は3点が許容範囲かなと思い、整理して切り捨てました。

以下その内容です。

 

第89号議案 令和元年度一般会計決算認定について

全体

一般会計決算の総額は、歳入が149億3,262万7千円歳出が144億8,902万5千円です。普通会計の実質収支は3億5,318万4千円の黒字となっており、経常収支比率昨年同様89,7%でした。

決算特別委員会においては総務課の事案については新たに議案が出て、そこで審査することになっていますので省きますが、それ以外ではきちんとした説明があり、財政状況はおおむね良好、不認定とする事案はなかったので認定することに賛成します。

評価できること2点

・収納率がアップして粕屋郡1市7町でトップとなったこと

 町民が喜んで納税してくれるまちづくりまでにはまだまだ課題が多いと思いますが、部下

 を超えて収納課と関係各課の徴収体制が確立したことによる成果と貴う評価します。

国民健康保険の受診率向上に住民福祉部あげての取組について

 特定健診受診率の向上のために対策に力を入れているのは毎年ですが、従来とは違った、校務員の発想を超えた取組の報告がありました。議会との視察を参考に部内の連携が進んだものと認識しています。別件では、町民からの陳情による町の単独事業の「おたふくかぜ」のワクチン接種も、90%を超える実績があったことも評価します。

指摘、今後の取組について1点

・職員研修事業

 決算の数字がまいとしおなじながれで改善が進んでいない事業です。当初予算の数字を年

 度末の3月補正で大幅に減額、それでも決算は減額した金額の執行率75%という状況が

 続いています。昨年も指摘させていただきました。

・提案 

 働き改革の進め方の研修をさらに進めていただきたい。様々な要因があるでしょうが、

 残業時間が大幅に増えていることを危惧します。粕屋町の今後のために全国レベルでの粕

 屋町という自治体の方向性を探るために研修を深めてほしい。

 

 現在進行中のの令和2年度も同じ流れにならないように指摘して私の賛成の立場での討論とします。