毎日新聞より
大阪なおみ選手の活躍は見事なものでした。
彼女のメンタルを支えたものは何だったのか、それを知りたくて新聞記事を読んでいます。スポンサーに気兼ねすることなく、大会関係者にも迷惑をかけるということを気遣うこともなく自分を貫く。そして「優勝」という結果を出した彼女の偉業に、ただただ驚嘆しています。
アスリートである前に一人の黒人女性であることを最優先し、勝ち続けなければ黒人の犠牲者たちの名前を伝えられないというプレッシャーを試合へのモチベーションにして、見事に昇華させました。
「相手に押されてしまうのは簡単。勝つことは考えず、ただ戦うことだけを考えた」。なおみ選手の言葉です。
勝つために試合に挑むのではなく、訴えるために、犠牲者の名前をアピールするために戦かったからこそ、勝つことができ、毎日新聞記事の大見出しの「タフさ身に付け 逆境に崩れず」が生まれたのでしょう。
メンタル面が弱くて負ける、というのが彼女に対する最近の評価でした。しかも優勝戦は第一セットで完敗しています。それを持ち直して優勝したのは、信念の強さの証ではないかと感じています。
本田よしえの信念は?!