#検察庁法改正案に抗議します。
一人の女性のツィッター投稿に火がついた形で、政治の流れが大きく変わりました。私はツイッターをしないのでどういう投稿だったか知らなかったのですが、18日(月)に政府が法案を取り下げる、という報道を聞いてびっくりしました。
検察庁法改正については気になって仕方がなかった法案でしたが、私にはファイスブックでその件に関する意見が出た時に「いいね」、「シェアします」ぐらいのことしかできなかったのです。
8日は衆院内閣委員会で実質審議入り。「週明けには法案が衆院を通過する見通し」というニュースを見て抗議の声を上げようと投稿されたようです。それが10日には400万件を超えました。
慎重に、静かに、言葉を選びながら投稿されたようです。国会での法案の審議は結果的には数の論理があり、野党にとっては大きな壁が。今回もある意味仕方のないことかと不安に思いながらもあきらめていたところがありました。が、法案は今国会では取り下げられることに。「ことば」の力が日本の窮地を救ったという気がしています。
政治に携わるものとして反省しながらも、小さな灯に火がつくというこの現象には励まされる思いがしました。
毎日新聞に投稿内容が掲載されていたので紹介します。