福岡県医師会の記者会見

 ボケの花と白山吹。昨日草取りをした時の写真です。白い花は派手さはないのですが凛とした美しさが心に残ります。今、日本中が冷静にならないといけない時ですね。

 

 今日7日、福岡も含めた7都道府県で「緊急事態宣言」が発出される予定です。多くの方の不安に応えようとするかのようないろんな記事が新聞に出ていました。その中で福岡県の医師会が協力を呼び掛けた内容に、私は「やっとですね」と声をかけたくなりました。

 

 町のホームページに問い合わせ先の粕屋保健所の電話番号はあるのですが、それ以外に県からの具体的な情報発信や呼びかけがなく、どうしたものかと思っていました。

 

 結局ここ1週間の流れの中で福岡県には感染症対策の医療機関は12機関ベッド数は66床しかないということが判明しただけで、知事からも具体的な呼びかけはありませんでした。

 

 昨日すでに感染した人は176名。一体どうするのだろうと思っていました。不安が爆発して医療崩壊を招きかねない状態は目に見えています。

 

 そんな中での福岡県医師会の記者会見による協力要請。医療機関に対する受診の具体的なことが述べてありました。こういう対応策発信の情報が早くほしかったですね。

 

 ニューヨークのクオモ知事の卓越したコミュニケーション力が全米の信頼を集めているそうです。東京都の小池知事の具体的な動き方もいいですね。

 

 不安に駆られるときに何が大事かというと、それは今現在の正確な情報、そしてそれに対する説得ある説明及び解説だと思っています。国民、県民を信じて積極的に、現状の情報、具体策を出してほしい。それが不安をかき消す最適な手段。なぜならそれは発信元への「信頼」につながるからです。

 

 信頼感を抱ける時に人は冷静になれると思います。今後もそのような発信を各リーダーにこちらから要請します。