60回目の一般質問終わる

 3月3日の粕屋町の新型コロナ対策、更新発表。乳幼児健診延期についてです。 →こちら

 

 3月2日に一般質問をトップバッターで行いました。言いたいことの70%できればよいと自分で決めていました。

 

 いつも気負いすぎて、調査したことの全部を内容につぎ込もうとするから、あれもこれもとなり、焦点がぼけることが多いのです。批判することも大切ですが、行政に実行してもらうことが大切。そのためにはどうしたらよいのか、整理しているつもりですが、いつも中途半端に終わる感があります。

 

 今回、最も主張したかったことは粕屋町職員の職場環境の改善。研修費の予算配分についてでした。職員の研修が足りず、いろんなところでの業務の不徹底が目立つのです。1月13日付の西日本新聞の記事をきっかけに「コンプライアンス委員会」のあり様を問うたつもりですが、果たしてどこまで皆さんに理解してもらえたか疑問です。

 

 20年近くも職員として従事していながら、仕事を全うできない休職中の女性職員の訴えの根底にあるものは何か。昨年、その女性の訴えにより作り直したという「粕屋町職員のハラスメント防止に関する要綱」が機能していないのと思われます。その結果の新聞記事だと把握しています。

 

 が、そのことを前面に出すには個別の案件が特定されるので、控えつつ述べましたので、皆さんに私の意図が伝わったかどうか・・・・・

 

 またそのコンプライアンス委員会の機能の不十分さを訴えることによって、男女共同参画推進条例の推進体制の行政評価について述べ、「相談窓口」の設置の必要性を述べたつもりですが、これも不十分でしたね。

 

 もっとも今回は私にとってはあくまでもきっかけづくり。男女共同参画推進に関しての行政の向き合い方の不十分さを粕屋町全体で共通認識することで次への一歩を喚起する、そのための質問と位置付けていました。

 

 私自身に学びが足りず、確固たる姿勢で向き合えなかったこの事業の推進に関して心から悔いています。訴えた女性職員、ほかたくさんの、表に出せずひそかに悩んであるかもしれない多くの方へ、4期目の任期残すこの1年内に、平成年27年度にできた「男女共同参画推進条例」を十分に機能する条例になるよう改正することで報いようと、心に決めています。