非暴力を訴えていた人が銃弾に!

 私は一度も中村哲さんの講演を聞いたことがありません。それでも心の中に彼の部屋があり、心から尊敬していました。古賀市のお生まれ、福高、九大医学部卒、2歳年上の方でした。学校は違いますが、この福岡で同じ時代に育った人でした。

 

 下の写真は私の書斎に張っている新聞記事です。平成25年6月6日の毎日新聞の夕刊の記事です。この記事を見て以来、憲法9条のことを考えるといつでも中村哲さんのお顔が出てくるようになりました。

 

 今日の読売新聞の記事によると、中村哲医師はペシャワールの会への寄付のほとんど(95%?)をアフガンの活動に使い、それを知った辛口の井上ひさしさんが非常に高く評価していたとありました。そんな方だったのですね。報道写真の作業着姿に親近感を持っていました。

 

 ご冥福を祈りたいのですが、こんな目に合うのはとっくの昔に覚悟の上だったでしょう。悲報を聞いて悲しみ、悔しがることよりも、今私にできることは、とそう胸に問い続けることが大事。そして何らかの行動をとること、だと思っています。