富山市を一躍有名にしたのはLight Rail Transit(交通機関)への取り組みです。
「LRTネットワーク」の取り組みがSDGsの評価となって全国的に有名となりましたが、あくまでもそれは結果であって、必要に駆られたまちづくりだったと思われます。
合併によって粕屋町の100倍近くにもなった市の面積(富山県の3分の1)、持ち家制度への志向が強く地価の安い郊外散らばった居住地域、自動車への過度の依存、その課題に対する応えが市内電車による交通網の整備でした。。
全国で最も低密度な市街地だった都市の再編を、もともとあった市内電車に特化した改革の成功例だと思いました。
今回の視察の目的はSDGsの取り組み主でしたが、粕屋町に参考になったのは、この公共交通を中心にした開発の推進です。粕屋町のJR6駅とふれあいバスを有機的に結びつける構想を何とか実現できないものかと思っています。
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