8月から月に1度のデンマーク研究会の読書会に参加しています。写真は今読書中の本です。
デンマーク研究会の理事長の長阿彌幹生さんを中心にした集まりで、デンマークの様々なことを学びます。13日に参加したSDGs勉強会もその流れの一環です。
このことがきっかけになって11月17~24日までデンマークに研修に行ってきます。
国の面積は九州位、人口は550万人、国土はほとんど平地の小さな国が、労働時間の少なさはOECD38ケ国中2位、日本は16位。一人当たりGDP名目(国の豊かさを測る指標)10位、日本は26位。
世界幸福度調査1位(2016)2位(2019)3位(2018)、日本は58位。汚職の少なさ1位、日本は16位。公的教育費対GDP比4位、日本は107位。
小さな国の大きな力。その原動力、根幹をなすものが知りたくて事前学習中です。
図書館でデンマークに関する本を司書の方に検索して出してもらいました。このうちの5冊を借りて今勉強しています。
昨日はデンマークツアーの説明会でした。参加者は10名程度。5日間同じホテルに滞在して、様々な施設、学校を訪問します。
学び始めではとても日本の参考にならないと思っていましたが、福祉、教育、環境とそのいずれもが魅力的で興味深い施策がいっぱいです。一つひとつの内容が明快で分かりやすく、取り組みも身近なことばかり。ひょっとしたら粕屋町でも何かできるのでは、と思い始めたから不思議です。
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デンマークいいですね (水曜日, 23 10月 2019 18:20)
頻繁なコメントはしつこいかなと思いつつ、デンマーク大好きなので書かせていただきます。
私もデンマークはいつか行ってみたい国です。街並みが美しく歩きやすく自転車移動しやすそうだからです。
蛇足ですが、ふなばしアンデルセン公園にも行ってみたいと思っています。
私も順位的なことにふれますと、デンマークのコペンハーゲンは「世界一の自転車都市」だそうです。
(出典:「世界一の自転車都市」コペンハーゲンで起こるモビリティ変革 AMP[アンプ])
デンマークに行かれるのでしたら交通政策にもぜひ注目いただけたらと思い、記事から抜粋します。
【「世界一の自転車都市」の主な理由】
・一貫した都市計画のなかで、街中に自転車道が整備され、多くの人々の自転車利用を促進
・20年ほど前から自転車を都市交通の要にするための取り組みが続けられている
・この20年でサイクリストの数は増加
・2025年までに、コペンハーゲンにおける通勤手段として、自転車の利用率を50%に高める計画
・コペンハーゲンの人口は、今後増加
・コンパクトな都市であるため、自動車の増加によって渋滞が起こりやすくなる。
・自転車インフラが整備されているため、街でもっとも速い移動手段は自転車であるということが認識されやすく、人口増でも都市交通の効率性を保つことができる。
・サイクリストたちが通過する交差点で常に青信号で進めるようにする仕組みがあり、快適に通勤することができる。
・行政がサイクリストの声を聞き、リクエストに応える。
・デンマークの選挙で候補者のほとんどが自転車に関するマニフェストを掲げていた。
・選挙候補者の52%がより多くの道路スペースを自動車ではなく自転車に配分すべきだと主張。
私はグーグルのストリートビューを見るのが好きで、デンマークを眺めると時間を忘れてしまいます。
都会も郊外も、おとぎ話のように美しくかわいらしく、同時に合理的な機能美も感じられます。
偶然写りこんだ通行人も、快適そうに見えますし、大きな荷台付きの自転車もかっこよく走っています。
こちら粕屋町も、コンパクトな町で人口増加中。平らな地形は自転車に向いているため、デンマークの要素が少しでも取り入れられたら快適な町になるのではないかと思います。
しかし、今の粕屋町は自転車を安全で快適に利用することが困難です。(基本的に自転車の動線が確保されていない。かすやこども館の駐輪場が実用的ではなく台数も少ない。サンレイクかすやの駐輪場も物置にされ雑然としている。ほか)
今後の交通を考えるとき、渋滞や環境問題、高齢者の移動問題を解決するために、脱マイカー依存が必要かと思います。
粕屋町においては、ふれあいバスに関して動きがみられますが、自転車や自転車的な乗り物(車輪のある用具)利用への対応も同時に必要かと思います。
粕屋町をデンマーク風にしていただけたらと、交通の面でも思います。ざっくりとした要望です。
(粕屋町のブロック塀をなくして、安全な町にしませんか?)
本田芳枝 (日曜日, 10 11月 2019 05:46)
やっとデンマーク行きの準備を始められます。自転車は私自身の交通機関なのでぜひ調べたいと思っています。また他の公共交通についてもです。粕屋町に取り入れられることが必ず1つや2つあると思っています。