モヤっとする?!

 10月20日付のブログのコメント(ブログの最後にコメント欄があります)の私の感想を述べます。

 

 内容は粕屋町のホームページへの日ごろの思いを綴ってあります。また、参考になる先進自治体例の記述もありました。

 

 実は私も2018年7月の豪雨の時からこの方がおっしゃるようにモヤっと感が続いています。それまでホームページの全体的なつくりにもの足りなさを感じてはいましたが、この時ほど危機感を抱いたことはありません。

 

 その時以来、災害で自宅待機の時は家のパソコンの前で粕屋町の防災情報、また同じような状況にある近隣の自治体情報をを見比べるのが仕事になりました。

※コメントでは神奈川県の大磯町のホームページを推奨してありましたが、実は近隣に同じようなフォームをしている自治体があるのです。

 

 災害で何を大事とするか、それは1にも2にも情報の提供の仕方と思います。残念ながら粕屋町のHPには町民から見た情報提供のあり方へのサービスが不足しています。官製のものに終始しています。

 

 公的機関がきちんと情報を出さないと、多くの人は不確定な情報に翻弄され、正確な判断ができずに命を失う、ということもあるのではないでしょうか。一般町民への動きが誘導できる、減災への取り組みの視点が欠けています。

 

 日頃から災害時にどう行動するか、何を優先するか、判断の基準は?としたとき、今私たちは優れた電子機器を個人が持っているので、ホームページでの伝達がとても重要になってくると思うのですが、その利用を本気で考えないといけない時期に来ています。

 

 災害時には役場の職員、消防団員の手助けは当てにはできないのです。自分の身は自分で守る、台風19号の気象予報士の「少しでも命が助かる可能性の高い行動を」という発言が耳に残っています。もはや命を守る時代ではなく、どうやったら助かるのかそれを個人レベルで考えないといけない時代となりました。

 

 今策定中でいろんな先進例を参考にしていると担当者は述べていましたが、粕屋町のホームページが災害時に町民の羅針盤になるように提言していきたいと思っています。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    お返事ありがとうございました (月曜日, 21 10月 2019 18:16)

    先日のコメントで、「大磯町」を突然出した理由を補足します。
    私は、緊急防災情報システムに特に興味があるわけではなく、詳しくもなく、大磯町が突出して優れているとも思いませんが粕屋町より良い点がありそうと思い書きました。

    もともと、大磯町には「女性議員比率が高い」という点から興味を持ち、魅力的な町でもあるため時々ホームページなどを見ておりました。
    粕屋町規模のホームページの改修の参考になるのは大きな市ではなく町だろうと思い、防災情報を見てみると、やはり粕屋町よりずいぶん見やすいと思い、コメントに書いてみた次第です。(防災無線、じっとしてかなり集中しないと聞き取れません。移動中だと気付きもしません。だから大磯町のように文字で読めるだけでもずいぶん良くなると思いました。)

    私が深く関心を持つのは、日頃からの安全なまちづくりです。(実は緊急対応にはそれほど興味を持てないのです。)
    具体的には、地震時に倒れるブロック塀を作らない、ブロック塀で角地の見通しを悪くして出会いがしら事故の原因を作らない、浸水想定区域に人を住ませない、交通事故を起こさせない道路整備、防犯のため街路に対し死角を作らない、等です。
    私はこれらのことを考える材料として、本やインターネットを読み漁るうち、取り組みの地域性は県単位くらいで差があると感じました。
    そしてブロック塀や交通安全に関しては、福岡県は良い状況にあるとは言えず、離れた地域をお手本にしたほうが良いという考えを強めています。さらに歩行者や自転車のための道路整備に関しては北欧が圧倒的に優れていると思い、つらつらとフェイスブックに書き綴っております。

    長くなりますが、モヤっとすることでもう一つ。
    粕屋町のパブリックコメント実施方法です。本田議員も以前指摘されていたかと思います。

    現在、「粕屋町文化芸術推進基本計画(素案)」に対する町民意見募集中ですが、ホームページの階層深くに掲載されただけで、ほとんどの人が気付かないだろうと思っています。
    近頃は小さい町でも、さまざまな計画を策定せざるを得ないようで大変とは思いますが、ほとんどの人の目にふれない計画をいつの間にか作って大丈夫なのかなと思います。

    (粕屋町のブロック塀をなくして、安全な町にしませんか?)

  • #2

    ホームページへの意見2 (火曜日, 22 10月 2019 09:48)

    「残念ながら粕屋町のHPには町民から見た情報提供のあり方へのサービスが不足しています。官製のものに終始しています。」という御意見にとても共感します。災害に限らず全般にです。

    具体例
    〇計画素案への町民意見募集
    トップページ>行政ガイド>広聴・広報>パブリックコメントをクリックして、やっと「現在ご意見を募集しているもの」の意思表示が読めます。利用者としては、「意見募集する熱意ゼロだな」と感じます。
    また、自治体によっては募集の概要やまえがきの時点で心を打たれる趣旨説明が添えられていることもありますが、粕屋町は最低限の事務連絡を基本としているようで、もの足りないことが多いです。(ブロック塀撤去補助金募集等も同じく。)

    〇大項目の「くらし」「事業者」「地域・施設」「行政」「マップ」分け方について
    都市整備のうち、上下水道については「くらしのガイド」からも入れますが、「都市計画・まちづくり」と「道路整備」は「事業者ガイド」からしか入れません。
    利用者としては、粕屋町にとって「都市計画・まちづくり」と「道路整備」は業者のためだけのものなのかなと感じます。

    粕屋町のホームページを見ると、粕屋町が情報を伝えたい相手は私(町外で働く町民)ではなく業者なのだろうな、地元有力者はホームページを必要としていないのだろうな、とどうしても感じます。

    (粕屋町のブロック塀をなくして、安全な町にしませんか?)