停電対策とホームページリニュアル

 協働のまちづくり課で聞き取り調査をしてきました。

  • 九州電力の停電が長引いた場合どのような対応策があるのか
  • 災害時におけるホームページの活用について
 最近は停電という言葉が死語になるくらい停電しない。技術の進歩によるものでしょう。今回のいろんな報道を見て、日頃の備えの重要性を感じました。
 
 また、自宅待機中に周辺自治体のホームページの防災情報の扱い方を比較しました。粕屋町は今年1200万円をかけてホームページをリニューアルします。その改変に向けて町民はどのように意見を出せるのか、ということを聞いてみました。
 停電の場合
 粕屋町役場には発電機は設置しています。軽油を投入できれば長期使用は可能です。ほかには福祉センターにあります。共にあるガソリンスタンドとの提携をしているということでした。
 各避難所への対応はできていません。それで、たとえば小学校の体育館に設置についてはどのように考えるか尋ねてみますと、小型発電機購入の予算化を検討しているということでした。
 
 金額はどの程度かと尋ねてみると、自動車購入費ぐらいということでしたので、それでは是非にと強調してきました。全小中学校に設置できれば別ですが、予算が限られている中、機動性のある方が粕屋町としてはベターですね。
 ホームページに関して
 近隣で3自治体とも同じ会社が作成にかかわった事例があるのですが、フォームが似ていてもその情報提供のあり様が違っています。情報提供に差があるのです。
 なぜそういうことが起きるのか、粕屋町のHPが使いやすくなるようにするにはという問いに対して、金額で違うという、非常にあっさりした応えが返ってきました。金額、業者が決まって現在策定中なのでいろんな意見を取り入れるのは難しいということでした
 仕様書を出す段階、予算の金額を決める段階ならいいのかなと思った次第ですが、使うのは町民。その町民の意見にその都度対応できるシステムにしなければと思うのですが、そうなると専従の職員配置ということになり、現状では無理なのだろうか、と思ってしまいました。
 私はすべての職員がホームページを扱えるくらいに研修を重ねてほしいと思っています。粕屋町は電子自治体構築と銘打って、毎年その推進に1億円くらい使っています。
 役所の中での電子機器の占める度合いはどのくらいでしょうか。その機器を十分に使いこなせないようでは取り残されてしまう、世界に、と思っているのです。

 SDGs。持続可能な開発目標を世界中が取り組んでいます。特にこの気候変動が激しく、地球市民が生き残れるかどうかの時代に粕屋町はどう対応できるのか、次世代に何が残せるのか、勉強、勉強です。

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コメント: 1
  • #1

    ホームページへの意見 (日曜日, 20 10月 2019 17:47)

    こんにちは。
    ホームページの構成はおそらく変わると思いますが、現在利用していてモヤっとするのが、「重要なお知らせ」と「お知らせ」の項目構成です。3月の例では、粕屋町がテレビドラマの撮影地になったことが「重要なお知らせ」、選挙情報が「お知らせ」欄に掲載されていたのですが、利用者としてはやや困惑します。

    防災情報に関しては、神奈川県大磯町のホームページは左上を定位置としており、防災行政無線放送内容が文字で掲載され読むことができます。利用しやすいと思います。

    ホームページの構成は、粕屋町やその近隣よりも関東方面の町のほうがわかりやすい気がする・・・となんとなく思います。遠くの町は良さげに見えるだけかもしれませんが。

    (粕屋町のブロック塀をなくして、安全な町にしませんか?)