議会中継のスマートフォン対応

 昨日の4日、粕屋町のホームページに、「議会インターネット中継がスマートフォンやタブレットでも見ることができるようになりました」とのコメントがありました。

 

 以前から望んでいたことなのでどういう仕組みでそうなったのかを尋ねてみました。

 

 まず議会事務局により予算、このインターネット中継は無料のユーチューブにアップしている自治体もありますが、粕屋町は安全性を優先して外部サイトでアップしています。そのサイト先に依頼して、今までパソコン上のウィンドウズメディアプレイヤーで見ていた画面をMPFデータに変換。

 

 その結果、スマートフォンやタブレットで閲覧できるようになったということです。費用はおよそ46万円ということでした。直近の5年前からの内容が閲覧可能ということでした。

 

 早速ページを開いてみました。5月15日の臨時議会の様子がよくわかりました。

 

 これで現在の粕屋町のホームページで見ることができるものはスマートフォンでも全部閲覧可能となり、いつでもだれでもどこででも、議案の採決の結果も含めてわかるようになりました。ただこれは現在の情報提供の範囲に限定です。

 

 粕屋町議会の議会情報の提供内容を早急に検討し、閲覧可能な範囲を粕屋町議会自身が広げないと意味がありません。今、粕屋町議会ではホームページ検討特別委員会を経て、広報広聴編集特別委員会でホームページに関する検討を始めています。

 

 議会独自のホームページを作るには300万円ほどかかる、またその管理を誰がするのかという問題などあり、町がホームページをリニューアルするのに乗っかって粕屋町議会も要望を出し、議会自身も広報広聴に力を入れようということになりました。

 

 本議会のインターネット配信も大事ですが、町民の皆さんが本当に必要としている情報は何なのか、それを粕屋町議会がどう把握し、同実現するか、ここも粕屋町議会改革の重要な柱です。

 

 現在、定例議会開催中では、本議会を休会にして、その間に常任委員会や特別委員会を開き審議・審査をしていますが、その情報公開をどこまでやれるのか、粕屋町議会の情報公開の公開度が大きくかかわってきます。

 

 私の望みは

  1. 現在PDFデータの「粕屋町定例議会会議録」を言語検索可能なバージョンにすること
  2. 各常任委員会の内容を、現在は要約筆記ですが、全文記録にし、誰でも、いつでも閲覧可能にすること
  3. 予算・決算特別委員会を常任委員会化し、この内容もインターネット配信か、全文記録で残すかの検討を急ぎ、広く情報提供に努める
  4. 議会の動きがすぐにわかるような新着案内の工夫
  5. 町民の皆さんの意向・意見が反映できる仕組みを導入する

 ことなどです。

 

 皆さんの要望があれば是非お尋ねしたいです。事業内容の検討がだいぶ進んでいてどの程度可能かわかりませんが、できることはやりたい。そうしないと次の機会、多分8年ぐらい先、まで待たないといけませんから。