昨日の議会運営委員会と全員協議会で大きな動きがありました。
2通の辞表
八尋副議長から議会運営委員会に報告があり、議運では異議は出ませんでしたので、それを受けて山脇議長は箱田町長へ「臨時議会招集請求書」を出しました。
以上が昨日26日の議会の動きです。昨日も書きましたように今回の件は粕屋町議会史に残る大きな出来事です。というのは平成27年6月議会で進藤議長に不信任案が出され、可決(粕屋町議会初。ところが議長職は議会で不信任案が可決されても辞職する必要がないので、進藤議長は任期を全うされました。
不信任案が可決されたという事実は重いのに辞職されないということに関して当時の議会運営委員会で審議が行われ、議長信任投票を任期の真ん中で行う、そのために議長・副議長の任期を2年とするという申し合わせ事項を作りました。
それを遂行するために今年1月から、議会運営委員会、全員協議会で協議が続き、本日の結果となった次第です。地方自治法では議長の任期は4年となっているので、議長の辞任がない限り議長の改選は行うことはできません。その辞表提出をめぐって、それぞれの議員が様々な立場から意見を出しました。私の発議もこの改革の法的な裏付けを保障するためのものでした。
どうすれば今後の粕屋町の議会運営がより良いものになるのか、激論をこの数か月交わしました。この流れがどうなるのか今のところは明確ではありませんが、粕屋町議会が議会改革に向けて重大な結論を出し、それを実行することになったことは紛れもない事実です。ここまでたどり着けたということに、とりあえず今はほっとしています。
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本当に大丈夫ですか (火曜日, 30 4月 2019 12:51)
町外から引っ越ししてきた当初は、粕屋町について以下のような理由で、いい町だと思っていました。
〇博多に行くにしても高速道路を利用するにも便利がいい
〇ちょっと散歩すると田畑が広がり緑が多い
〇複数のスーパーの他にもルクルという大規模店舗があって買い物の選択肢が多い
ところが、この「かすや通信」や「議会だより」、粕屋町HPを見ていると「この町は本当に大丈夫か」と思えてなりません。
1.町議会議長の辞職に至る経緯が分かり難い
前町長が辞職する際に町民への説明があったでしょうか。町民の代表は議員だと言われればその通りですが、自らの言葉で町民に説明する義務はなかったでしょうか。
それだけで問題が終わったのかと思っていたら、今度は町議会議長も辞職するという
のですが、その経緯が分かり難い。
2.土壌汚染の問題を抱えている
給食センターだけでなく清掃センター跡地も土壌汚染問題を抱えているようです。町内を掘り繰り返すと「何か」出てくるようで、私たちの飲み水や田畑への給水は大丈夫なのでしょうか。
3.その他
町の幹部や議員の方々は、この町をこれからどうしようとしているか、それが見えてこないのです。
〇福岡市のベッドタウンの座に甘えていないでしょうか。
〇JAの直売所が1カ所だけありますが、宗像市や立花町のような施設でなくても、町内の農業力をアピールするような施設はできないでしょうか。
〇粕屋町に住んでいるだけで、買い物や勤務先は他の町へ車で出かけているのが若い
転入者の現状ではないでしょうか。企業誘致についてどのようなプランを持ってい
るのでしょうか。
本田よしえ (火曜日, 30 4月 2019 17:55)
コメントありがとうございます。新たなページで経過を説明しようかとも思いましたが、5月15日を過ぎないときちんとした説明ができないので、15日の臨時議会の結果が出るまでお待ちください。1~3は給食センター建設に関しての動きによるところが大きいですね。PFI方式による建設は粕屋町の弱い部分をさらけ出す結果となったような気がしています。今後の流れの注視をお願いいたします。3のその他についてはもっともなことと存じます。機会があればいろんな場所で論議したいと考えております。