レモンの木

 昨日4月11日は中央小学校の入学式でした。149名の子どもたち、4クラス編成です。以前は一人ひとりの呼名があり、それぞれが「はい」とお返事をして立っていました。一昨年からは名前を呼ばれるだけ、今年は個別の呼名もありませんでした。

 

 「おやっ?」と思いました。時代かな?人数が増えて子どもたちが退屈するのかな?

 

 学校に関わる全ての人が集まった中での厳かな式典。校長先生の祝辞、来賓の祝辞にも細やかな配慮がありました。40分の予定でしたが、60分近くかかりました。

 

 これでいいのだと思います。一人ひとりの子どもたちが、あるがままの一人ひとりが、みんなから祝福されていると子ども自身に伝わってくれてたら、それでいい。

 

 帰りの、モッコウバラ通りと命名したい通りに「レモンの木」を見つけました。通学路でたくさんの子どもが日々通う道。レモンの木も祝福しているよ、見守ってくれているよ、そう子どもたちに伝えたい。