連日机の前にへばりついて仕事をしている。本来ならば多くの方に出会って、いろんな意見を聞きそれを町政に活かす、というのが私の仕事だろうが、「厚生常任委員会委員長」のポストは議会運営における様々な事務作業があり、結構これが大変だ。
常任委員会で討議したことをできるだけ町政に、議会運営に反映させたい、そう思ってこの2年間与えられた仕事を忠実に、着実にやってきたつもりだ。
今日の本会議、議会最終日には厚生常任委員会付託の議案が5つあり、昨日委員長報告を4つ、これからもう一つ書き上げる予定。
まとめるという作業は結構厄介。しかしこれが粕屋町議会史に残る大事な、公式なあゆみなので、議案審査を丁寧にし、それをかいつまんで、しかもそのエッセンスを盛り込んで、賛成・反対討論を導き出せるようにと、思いは欲張りで深い。しかしながら力量が足りない。
とにかく思いついたことはやる、と決めた。そして今日は発議1号の議決の日。議会初日に提案理由に思いは述べたが、その後情勢は刻々と変わるので気が抜けない。
付託された議会運営委員会では2対4で「否決」。なかなか理解が得られない。でも粘る。今日は発議提案者なので討論はできない。審判を待つのみ。この発議が可決すれば粕屋町議会で不信任案が出ることはめったにないだろう。委員会条例で常任委員会の任期が2年と決まれば必然的に常任委員長・副委員長の交代はあり得る。
申し合わせ事項による議長・副議長の任期2年への移行もスムーズである。再任は妨げないとなっているので、結果的にこれが信任投票になる。そして何度でも議長立候補はできるのだ。
ベテラン議員として、粕屋町議会に何が貢献できるだろうか。発議はこの2年間の私の仕事の集大成。良い結果が出ればいいのだが。
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