心を癒す地域の手工芸展

 先週の土・日(9・10日)に地域の公民館で趣味の手工芸展が開催されました。毎年細やかな手作りの物を出品していましたが、今年はそれができなくて。それで公民館に行くのはちょっと腰が重く、終わる間際に義務的に行ったという気持ちの方が強かったのです。

 

 ところが1週間たった今も私の心を支配しているこれらの映像は何?

 心の中に何度も繰り返し作品が浮かび上がり、和ませてくれのです。

 

  日常の生活の中で工夫を凝らしたもの、生活に彩りを加えたもの、仲間との競演のような作品群。特に目の引いたのが「金継」。新聞記事でひそかにブームになっているというのを目にしたばかりだったので、なおさら興味深く見せていただきました。

 

 他にも「いま」を楽しんで作られた作品が多く、それが心に響いて、こうして思い出しているこの瞬間にも私に安らぎを与えてくれています。ご紹介しましょう。

 夏の公民館での「うておうて塾」の作品群。おそらく初めての色紙と格闘しながら作っていた子どもたち。ちぎり絵がとてもよく合います。

 

 夏に出逢った作品に再び会えるのは嬉しいですね。最近はテレビのプレバトを見ながら私も俳句を作っています。

 

 

 訪れた場所の写真を参考に水彩画を描き、それを年賀状にするのが夫の習慣となっていて、毎年ここに展示させてもらっています。後方の絵は美大を受験する高校生の作品。

 

 80に手が手が届きそうな夫と、18歳の若者の絵画。地域の工芸展ならではの展示の仕方。照れ屋さんの笑顔に思わずパチリ。