やっとアップの報告が

 粕屋町議会会議録「6月定例議会」がやっと粕屋町公式ホームページにアップされました。

 

 9月定例議会でもなく、12月定例議会でもない、6月定例議会の会議録がインターネット上にアップされたのです。今朝、確認できました。⇒こちら

 

 迂闊でした。昨年11月にこのブログにコメントを書き込んでくださった方からの通報でやっと知った有様。議員全員気が付いていない、もちろん議長も。

 

 毎議会終了後、事務局の会議録編集が終わったら署名議員が確認後捺印。その後印刷という作業になります。印刷所に手渡された段階でホームページ上にその内容がアップされます。

 

 粕屋町の場合、通例だと定例議会直前に冊子となった前議会会議録が議員に配布されます。結局昨年は6月定例議会分も、9月定例議会分の配布もなかったということで、そのことに誰も疑問を抱かなかったということになります。

 

 理由はいろいろですが、最大の原因は議会事務局体制の在り方、つまり職員体制が業務に追いついていないのです。昨年4月より今まで委託していた業者が業務縮小で撤退ということも追い打ちをかけています。

 

 このことを粕屋町議員に一人としてとしてどう受け止めたらよいのか考えていると粕屋町全体の行政業務の在り方に疑問が湧いてきました。文書による正確な記録がないということへの認識が低いのではないでしょうか。

 

 小さな田舎町のやり方を温存、トップの指示をそのまま遂行、そのトップの政策もその場に応じて行き当たりばったり。しかもそれを助長しているのが議会では?!

 

 粕屋町給食センター建設事業混迷の最大の原因は、行政の政策決定におけるその過程を示した文書がないことです。検証しようにもその基になる資料が少なく、誰にも証明できなくて推測するしかない現状、議論も検証も混迷。追加費用だけが膨れていきます。

 

 そのことにどう向き合うのか、今年の課題です。

 

 

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    6月定例会議録、読みました (水曜日, 16 1月 2019 21:57)

    こんばんは。
    11月に会議録掲載についてコメントをしたのは、そういえば私ですね。いつも詳しい状況を教えてくださりありがとうございます。

    私は粕屋町内の老朽ブロック塀撤去の動きをずっと観察しているのですが、自分の興味分野のみ追うと視野が狭くなるため、議会会議録も一通り読んでいます。
    さまざまな議員さんの視点からの質問やそれに対する答弁がとても勉強になります。

    また、不謹慎かもしれませんが連載小説のようなおもしろさもあり、次の掲載日を楽しみにしています。議員さんや町長さんのご活躍をチェックするとともに、職員さんのこともひそかに応援する気持ちで読んでいます。

    次号は、大阪地震後でブロック塀対策に世間が動いた時期であり、町長選挙後でもある9月定例議会分なので、掲載されたらすぐ読みたいです。

    (粕屋町のブロック塀をなくして、安全な町にしませんか?)

  • #2

    粕屋町内のブロック塀撤去の進捗 (水曜日, 16 1月 2019 22:03)

    大阪地震後、全国及び福岡県内で老朽ブロック塀撤去の動きが加速しています。
    粕屋町においては、中央保育所、仲原保育所、中央スポーツ公園のブロック塀改修が行われることが、入札結果情報からわかりました。

    しかし、町有施設以外の民間ブロック塀への撤去働きかけの動きは鈍いように見えます。
    福岡県ホームページを見ると、ブロック塀撤去補助制度のある市町村が一覧表で掲載されています。1月7日時点で23市町が掲載されており、糟屋郡では宇美町、篠栗町がありますが、粕屋町はありません。

    私は、大阪地震でブロック塀倒壊の恐ろしさが広く知られたこのタイミングを逃さず民間ブロック塀撤去を推進することは必要だと思うため、粕屋町にいち早く補助事業(あるいは調査や啓発)をおこなってほしかったです。

    ブロック塀撤去補助事業は、先着数件など上限を決めれば予算額十数万円からできると思われ、粕屋町でよく言われる財源不足が原因の動きの遅さではないと思います。対応が早い自治体との認識がただただ違うといいますか。

    現在、全国や福岡県内の市町の対応が早いことに驚く一方、粕屋町の動きが鈍いことに焦燥感があります。老朽化している民家や民間施設のブロック塀は、町内のいたるところにあるからです。

    すみません、焦って長く書かせていただきました。

    (粕屋町のブロック塀をなくして、安全な町にしませんか?)