議会の単独のホームページの是非

 議会が11月16日に箱田町長に手渡しした「提言書」の内容はこちらです。

 

 今日は無事リンクが張れました。皆さんのご意見をお待ちします。

 

 ところで前回の続きです。「粕屋町議会ホームページリニューアル検討特別委員会」からの報告が、11月26日の全員協議会で行われました。委員会の報告は全員一致でリニューアルすべきとなったということですが、そこまでの審議に対して私は時期尚早と質疑。

 

 特別委員会で全員一致なので12月議会で、リニューアル工事費250万円、1年間の運営費50万円、計300万円を補正予算として提案すべきとの内容に、300万円もの予算案をつけての提案はまだ早すぎるのではと意見を述べました。

  

 昨日のブログにも書いたように、確かに問題はあるのです。使い勝手も悪い。でもだからと言ってそれに対して議会が単独のホームページを持つ、お金も人手も、議会の一致したコンセプトの検討なしに予算案を組み込むようにするのは少し無理があります。

 

 私は思うのです。町民の皆さんが、300万円もかけて議会が単独でホームページを作ることに賛同してくれるだろうか、と。

 

 議会の情報は「議会だより」、ホームページの「粕屋町議会」などで発信していて、現状では確かに不備が多いのですが、ではその現状をどれだけ改善できるように努力したか? 

 

 そこは?です。

 

 私は次のようにもう少し議会が努力をすることを挙げました。

  1. 粕屋町の公式ホームページのリニューアルを急ぐこと。
  2. 議会だよりの発行の期日を早めること。

  3. 議会事務局の職員を増やすこと。

  4. 議会自身の情報発信能力を高めること。 

 

 この中で私が最も力を注ぎたいのは1点目の粕屋町の公式ホームページの再構築を急ぐことです。それがどうしてもできない場合に他の3点を努力し、町民の賛同を得てその後、単独のホームページの検討をするという流れです。

 

 長崎県小値賀町議会がなぜあれだけの課題解決ができたか、それは住民の立場に立った政策立案だからだと思うのです。住民の願いがかなえられない困りごとを議会が東奔西走して勝ち得た成果だと学びました。

 

 現在、議会には独自のパワーポイントやプロジェクターがありません。使う時には総務課に依頼しないといけないので、職員の手を煩わせざるを得ず何度使用をあきらめたことでしょう。普段からもっと電子通信機器の活用をすべきで、またその環境整備を行うことが先決です。

 

 今度の一般質問で平成22年からリニューアル後10年にもなる今のホームページを再構築する予算措置を強く訴えます