わたりグリーンベルトプロジェクト植樹祭

 昨日の続きで、今日は②亘理グリーンベルトプロジェクト植樹祭に参加した報告をします。宮城県亘理町は阿武隈川の南側で東北の湘南といわれた海岸線がありました。一説によると伊達政宗時代に植え始めたという450年の防潮林が、2011年3月11日の震災で7割以上消失しました。それを元以上に蘇らせたいというのがこのプロジェクトの目的です。

 

 亘理町の皆さんはあたたかった!!

 

 陸前高田市からの流れだったからそう感じたのかな?それとも皆さんとの交流で九州から来たっていうんで物珍しく、またびっくりされたからかな。よく声をかけていただいた。天気も今までで最高といわれる、雲一つない秋晴れの日。私が晴天を九州から運んできたとか言われて、嬉しくならないはずはないですよね。

 

 前日の20日、朝9時半に宿を出て常磐線亘理駅に着いたのが午後4時半。ラッキーなことに駅のそばに亘理町立図書館があり、ちょっと一息、新聞などに目を通すことができました。その後図書館員の説明を受け、許可を頂いたところの写真を撮っているうちに、FB友達の丸子キヨ子さんと会い、明日の打ち合わせをしました。図書館ロビーでしたんですよ。どこに行っても図書館はあるし、「図書館要覧」を見せていただければ、町の大体の様子は把握できます。これはね、外国でも同じなんですよ。

 

 丸子さんは翌日朝8時半に宿に迎えに来てくださり、帰り仙台空港に向かう3時までずーっと一緒でした。この方の存在は大きい。75歳、車でどこにでも行かれる町の名物おばちゃん、商工会の婦人部長でもあります。まずは写真で紹介します。

 松林ができて450年、これを550年かけて千年の森になるよう頑張ってくださいとスピーチしました。駕与丁のバラ園、バラ祭りの紹介もしましたよ。苗は良く育っていると感心されました。

 

 代表の嘉藤一夫さんとの話が楽しかった。ちょっとシャイで、大仰なことは言わない無口派。話の中から私より一つ上というのがわかり、彼が30年は見守っていかねばと自分に言い聞かせるように強い表情で言ったので、私もそうする、そうしたいと思ったので、継続支援の約束をしました。

 

 車で空港まで送ってくださった。奥様が地元の方、奥様のご実家はイチゴ農家、そのご厚意により土地を得、家を建てたと。なんと我が家そっくり。またまた親近感増幅。

 

 熱気球で佐賀に行きたいとポツリ。グリーンベルトも空から植栽の様子がわかるようにと熱気球を飛ばすイベントをしているとか。総合計画の挿絵からのヒントだそうだ。なかなかのアイディアマン。

 

 看板の前でご一緒しているのは渡辺重益町会議員。私の息子より若い。町の様子にも話が弾んだ。人口34,000人、通常の一般会計予算規模は100億、今は復興予算で180億。町税はどのくらいなの、と話はちょっと先輩風ふかしながらとめどもなく・・・・ 

 時間がいくらあっても足りない、そんなあっという間の亘理町でした。

 

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コメント: 1
  • #1

    愛しい (水曜日, 24 10月 2018 20:33)

    お疲れさまでした。
    そうなんですよ。亘理町の皆さんは温かい。すぐ打ち解けて、また行きたくなるんです。
    鳥の海の存在が駕与丁公園に近かったり、どことなく粕屋町みたいな雰囲気もあって…。
    私もまた行きたいです。