8月17日のコメントへのコメント①

 8月17日のブログにコメントを2つ頂きました。箱田あきら氏に賛同書を手渡したという内容でした。

 

 通常コメントにはお返事をせずに何かの折にブログの記事に含めて書くということを基本にしていますが、今回の件は町長選が短く限られた情報しかないということで、経験を通して分かったことなどをお伝えしたくてお答えします。

 

 いくつかの論点がありますが、限られたコーナーなので要約しながらの作業となったことをお許しください。

 

 今日は「大目付糟屋守」さんへ 、

 

 Q 公金支出がズサンではないか

   保育所の老朽化対策が早急になされないといけないのに、なぜこども館建設を優先 

   させたのか、5億円もかける価値があったのか。

 

 A 粕屋町の子育て支援の拠点整備は近隣に比べ遅れていました。長い間、保育所と幼稚

   園を充実させることで十分としていました。が、孤立した子育て、情報の氾濫、世代 

   間交流不足などで多くの困難・悩みを抱えた保護者への対応、子どもの発達における

   遊びなどを全体的に考える必要がありました。13年前から私はそのことを主張してい

   ました。やっとかなった施策です。建設費の粕屋町一般会計負担分は5億円のうちの1

   億円、2億円は国の補助金、残り2億円は交付税措置の起債です。

 

   運営費は正規の職員(子供未来課・健康づくり課との兼任3名)の人件費は入っていま

   せんが、28年度のこの事業に対する子ども未来課の決算は35,881,723円でした。

   これには学校教育課による教育相談、不登校児対策に関する費用は含まれていませ

   ん。

 

 Q 前回の選挙と9月9日の町長選候補者について

   前回因清範氏の暴走を停める因辰美氏を支持されたのではないか

 

 A   前回は因辰美氏を、私を含めて6人の議員が支持いたしました。私は昨年6月議会に池

   田副町長任命の議同意の議案が出された時のたった1人の賛成討論者。8対7、すれす

   れでこの議案は同意、可決となりました。昨年6月の議会だよりを参照してください。

   しかし、彼の登用は今となっては大きな見込み違いだったと言わざるを得ません。

 

   今年の1月21日に退職届を出されたいきさつ、またこの6月議会後に議会にあいさつに   

   見えた時のあり様からこのことを強く思い知らされています。

 

   また昨年の同じ6月議会に提案された、「町立保育所2園の建て替え・民営化計画」は

   ひどいものでした。様々な過程を無視した、一方的な提案でした。因辰美氏は町幹部

   の暴走をストップさせる(彼の選挙時のリーフレットより)ために決意したと抱負を述

   べておられましたが、彼の方が暴走してしまいました。

 

   夏の短い1ヶ月半の間に9005人の署名が集まった請願には驚きましたが、その後の因

   辰美氏、池田泰博氏の対応を振り返ると当然の成り行きでした。町民の皆さんの方が

   敏感でしたね。議会は町民からの請願を「民意」として採択したにすぎません。この9

   月議会前後から、かって支持した私を含めて4人の議員が因辰美氏から離れていきまし

   た。議会だよりの議員の賛否表を参考にしてくだるとその過程がお分かりになると思

   います。

 

 Q  杉野氏のリーフレットは見たのか

 

  現在立候補予定者は2人。私は8月9日にリーフレットを頂くために、まず、杉野氏の

   選挙事務所をお訪ねしましたがどなたもいらっしゃいませんでした。その後、箱田氏

   の事務所を訪ねリーフレットを受け取り、1週間公約を吟味し、考え続けました。 

   箱田氏は参加型の町政を目指されると感じました。

 

   杉野氏とは17日の朝、偶然お目にかかる機会がありました。早速リーフレットをお願

   いしましたが、お持ちではありませんでした。ホームページを立ち上げるとおっ

   しゃっておられたのでそちらの方に力を入れられるのではないかと感じました。

   我が家にもあいさつに2度来られたようですが留守だったということです。それなら、

   なぜ何か参考になるものを置いて行って下さらなかったのかと残念に思いました。

 

   杉野氏はこの4月に子ども未来課の課長になられました。彼の考えは厚生常任委員長と

   して向き合うことが多かったのである程度はわかります。

 

   限られた紙面では私の思いのすべてはお伝え出来ませんが、箱田氏支持の最も大き

   な決定打は彼がリーフレットに「コミュニティバスの再構築」について述べているこ

   とです。これは町長選の立候補者として画期的なことです。

 

   2人目のコメント、給食センターに関しては後日に回答させていただきます。

   どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    こども館の建設の是非はともかく周辺整備にがっかりしました (火曜日, 21 8月 2018 22:30)

    こども館に関して、この機会に意見を書かせていただきます。

    こども館は新設にもかかわらず、周辺整備のバリアフリーや安全の配慮が足りないと思います。
    具体的には次のとおりです。
    ①駅や役場方面からこども館入口まで誘導する点字ブロックがないこと。
    ②同じく十分な歩道により誘導されていないこと。
    (役場やサンレイク内通路は両側歩道にしないと通りにくいです。)
    ③歩車分離せず、こども館建物入口に駐車場がせまっていること。
    その結果、建物入口に「とび出し注意」の貼り紙が必要な状況になっています。また、ブレーキ踏み間違い事故を全く警戒していないつくりです。
    ④小学生から高校生も利用するのに、駐輪場が狭いこと。
    ⑤サンレイク側から横断歩道(?)がありますが、歩行者動線が最悪なこと。

    こども館の完成予想図を見ると、設計者はほとんど「車で来た保護者と幼児」しか想定していなかったのではないかと思いますが、小学生から高校生の安全な動線にも力を入れて欲しかったと思います。

    これらのことは、公共施設整備なら住民がいちいち言わなくても十分に整備されるものだと思っていました。

    (コメント者:粕屋町のブロック塀をなくして、安全な町にしませんか?)

  • #2

    広い範囲の子をこども館へふれあいバスや自転車で自由に行かせてあげたいです (火曜日, 21 8月 2018 22:36)

    こども館建設時は、駐車場が減ることへの抵抗をおっしゃる議員さんが多かったと思います。
    そのためか、サンレイクとこども館、役場は駐車場を広く取りすぎて歩行者通路整備がおろそかになってしまったと私は思っています。駅側からと、駕与丁公園歩道橋側からのどちらもです。

    こども館に限らず計画にあたっては、私はもっと小学生から高校生のことを考えてあげられないだろうか、と思います。(自由に移動する年齢ですが未熟な面もあり、車も持たない人、という意味で。障がいの有無を問わず。)

    昨年の、ふれあいバスに関するアンケート結果を見たときに、私は小学生から高校生がアンケート対象となっていなかったことを残念に思いました。(この辺りはFB「粕屋町を電車バス徒歩チャリで誰でも移動できるようにしませんか?」に書いています。)

    今後、町内バスの再編をする際には、小学生から高校生にも重点を置いていただけたらと思います。よろしくお願いします。

    (コメント者:粕屋町のブロック塀をなくして、安全な町にしませんか?)