8月12日のNHK日の日曜美術館で「いわさきちひろ」の特集があった。今年は生誕100年の年だそうだ。作風に影響を受けたという、漫画家のちばてつやさん、高畑勲さんのへのインタビューがあった。
いわさきちひろの絵は「見るものに感じさせる絵」だという。私も好きで毎年いわさきちひろ美術館からカレンダーを取り寄せ食堂に飾っている。ロンドンの友にも毎年カレンダー交換をしていて、彼女のはイギリスの庭園シリーズ。
彼女の水彩画の絵が好きで、海外の人にわかるかな、と思いつつも送っていたが、海外でも高い評価を受けているという。
絵本もたくさん作っていて、身近にたくさんあるのだけれど、絵の評価を客観的にしたことはなかった。
お孫さんがこの絵を再現しようと試みられていたがぼかしを何回も繰り返すことで、その濃淡、広がり・・・偶然にできるものではないと言われていた。
最後の写真は土門拳さんの作品のようだ。ちひろは戦中戦後多くの傷を受け、その体験を活かし、いわさきちひろの絵として私たちに残し、語りかけている。
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