今、何をなすべきか

 7月12日のブログに災害時のホームページの在り方について書き込みましたが、アクセス数が多くてちょっとびっくりしています。

 

 今回、粕屋町では被害は特にありませんでしたが、近年、毎年のように繰り返される「大雨特別警報」発令。いつ、何時、私たちにも災害が降りかかるか予測がつかない状況です。 災害に遭ったらどうしたらよいか? 避難所は? 避難が長引く場合は?

 

 覚悟はできているようでも多分準備はできていない、そんな気がしています。とりあえず何をなすべきか?

 

 近隣の自治体の災害時の対応を比べてみたら、志免町が「避難所運営マニュアル」を作っていたことがわかりました。とても参考になります。実は厚生常任委員会で今年の1月に都市圏の狛江市に視察に行きました。「福祉避難所の在り方」の先進地視察です。避難行動要支援者の登録状況、福祉避難所の設営などを学びました。

 

 粕屋町の場合、協働のまちづくり課と介護福祉課の連携がまだ進んでいない状況で、これから取り組むというところです。一緒に行った課長がかなり乗り気になってくれたのですがこの4月で異動となりました。残念です。また、協働のまちづくり課も課長が変わりました。うーん、難しいところです。

 

 継続しての審議の在り方、議会の役割が大きくなりますね。とりあえず今日はこの辺で。

 

 

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コメント: 1
  • #1

    福祉避難所はマンパワーが必要 (月曜日, 16 7月 2018 08:21)

    第一に、被災当初、ここが福祉避難所ですと指定されたとします。ただ被災された方がそこに移動したくてもできない場合も考えられます。情報が届いていない、道が塞がり行けない、移動したくても車椅子で通れないなどです。
    その時まずは、1番近い地域の避難所が受け皿になると思うので、普段から顔を出しやすい地域づくりが必要です。

    第二に、受け入れるためには、マンパワーが必要です。介護者が一緒に避難出来るか否かも、大きな分かれ道だと思っています。例えば子どもがいる息子夫婦が両親を看ている場合、世帯が大きいです。普段介護も担っている家族と離すことは、どうなんだろうか?と、想像してほしいと思います。逆に、福祉避難所に介護が必要な高齢者と息子嫁が暮らす洗濯をした場合、
    親と離される子どもは誰が面倒をみるのか、非常事態を想像し話しあっておくことは、心の備えとなります。
    専門職だって被災します。全員がスタッフとしてこられるかどうかも、わかりません。
    また、福祉避難所を設けるということは、近くでそこに避難してきた方も一緒に受け入れをするのかしないのか、という運営側の判断もあります。受け入れするとなれば、被災者であると同時に、援助もする立場も求められるでしょう。理解がある被災者とない被災者では避難所運営のしやすさは全くちがうと思います。マンパワーになってくれる方もいらっしゃれば、理解が少なく運営の妨げになることも充分考えられます。普段からの付き合いが密であればあるほど、地域の避難所にある福祉スペースという位置付けが叶います。平時から、いつものお隣さんを知ることはとても大切です。

    熊本地震のとき、熊本学園大学がされた試みができるような、かすや町を目指してほしいです。
    (ぼうさいかすや)